妹、外患を取り去る-8
「はぁ、はぁ、はぁ」
「大丈夫? すごい痙攣だったよ」本気で心配するさやかだった、やっぱり僕の所業は普通ではないらしい。
「えん……ちょっと気持ち良すギて死ぬかもへと思ったらも……」抱き着いて僕を話そうとしないので、そのままゆっくりキスをしながら「百合子愛してるよ」とささやくと、妹を大事にしますといった意味が伝わったようで、
「百合子ちゃんがこんなになっちゃうなんて信じられないけど、ひろや君だから仕方ないのよね」と言ってくれたのだ。
三人でゆっくりお風呂につかり、身体中の汗と体液を洗い流し、歯を磨き、お風呂から出た時には行為のせいで3時間も経過しており、母はかんかんであったが、「ひろや君を怒らないでください、わかっています、すみませんでした」とさやかがかばってくれたの、僕には信じられなかった。その夜はもうこれ以上SEXはしないで三人川の字で寝ることになった。