第二十六章 並んで正常位2-4
「いくっいくっいくっ・・・
また、いっちゃうっー・・・」
絶叫する、かおりさんの鼻の穴が大きく開かれている。
ケダモノじみた顔にみえるけど、決して美しさを失ってはいない。
男の欲情を誘う、最高に妖しい表情だ。
「ああっ・・ああぁっ・・・
裕君っ・・はあぁっ・・・裕君・・・」
映見の顔も、悶える表情も可愛い。
僕は比べている。
自分が犯した三人の女達と自分の妻を。
整然とではないけれど、並んでする正常位のプレイはある意味、最高に隠微だ。
お互いの妻達の喘ぐ表情がハッキリと見渡せるからだ。
他の男達も自分の妻を犯しながら、他の夫婦の妻達にチラチラと視線を飛ばしている。
僕と同じように。
四人を比較しながらのセックスなんて。
まるで天国に昇っていくような快感を与えてくれる。
「ああぁっ・・いいっいいっいいっ・・・
あっあっ・・・い、いいぃ・・・」
映見が絶頂の余韻を確かめるように、歓びの声を絞り出している。
その表情も凄く満足そうで、僕は思わず想像してしまう。
きっと、妻も比べているのだろう。
新藤さん、秋生、藤本さん。
そして・・・僕。
他の三人の女達も。
そらちゃん、桜さん、かおりさん。
並んでする正常位のプレイ。
僕はこの体位の素晴らしさを改めて実感するのだった。
スワッピング初日。
最後の四人目のとのセックス。
愛する妻との体位は正常位だった。
僕は、それが大好きになった。