第二十六章 並んで正常位2-3
「あひぃっー・・・」
映見の顔がのけぞる。
これで何度目だろうか。
僕はもう、数えることをやめていた。
「フフッ・・いいぞっ・・・
もっと、もっと感じておくれっ・・・」
妻が感じてくれている歓びに浸りながら、セックスを心から楽しんでいた。
同時に今日、味わった三人の女達から貰った快感を反芻していた。
「や、やばいやばいやばいっ・・・
いくっ・・・いくっいくっ・・・」
自分の出す声が恥ずかしいのだろうか、右手で口元を押さえながら、そらちゃんが悶えている。
元ヤンキーなんだけど、時折見せる仕草が可愛い。
まるで少女のような、いじらしい表情は男の征服感を満足させてくれる。
そらちゃんとのセックスは最高だった。
その白いウエストを抱え、腰を動かしている秋生に嫉妬を覚えるほどだ。
「いいっいいっ・・・はあぁっ・・はあぁっ
はぁっ・・・ああぁー・・・・」
桜さんのイクときの表情も絶品だ。
ぷっくりしたピンク色の唇越しに、形の良い鼻と長いまつ毛が作るカーブは一枚のデザイン画のようだ。
大きく両足を広げ、新藤さんに貫かれながら快感を受け止めている。
絶頂の後、両目をこじ開け夫の姿を探す表情を作らせている新藤さんが、うらやましく見えてしまう。