ピチTローライズなCEO-9
「着替え終わりましたかー?」
鉄平が待ち遠しそうに声をかけてきた。
「う、うん…」
「じゃあ早く登場して下さいよ。」
「わ、分かった…」
都姫はゆっくりとドアを開けると、羨望の眼差しで見つめて来る鉄平の顔が見えた。
「おおっ!イイ!!」
鉄平は興奮して立ち上がり都姫に歩み寄る。
「や、やだ…来ないで…」
都姫は後退りして寝室に戻ってしまう。鉄平がさらに歩み寄り寝室に入って来た。
「やっ…」
興奮気味の鉄平が怖くなる都姫は手で胸元を隠して立ち竦む。
「想像以上にいい!最高じゃないっすか!」
都姫の背後に回り込みしゃがんで尻を見る。
「おー!いいケツ!これはいい!」
腰を抑えて尻を見つめる。
「も、もう若くないから…張りもないし…」
「いやいや、全然いいっすよ!俺、ちょっとは垂れててキツいかなーって心配しましたが、全然垂れてなくて、むしれ…エロい。そそりますわ。」
「あ、あまり見ないで…」
恥ずかしがる都姫だが、鉄平は都姫の尻を見て興奮が止まらない様子だ。
「ヤバい…、ヤリたくなって来た…」
「えっ…!?」
さっきまで余裕だった鉄平がすっかり興奮状態になっていた。
「尻といいオッパイの膨らみといい…、こんな興奮する30歳代のローライズ姿、まずお目にかかれないっすわ…。ああ、もう勃っちゃいました。」
「えっ!?」
もしかしてこのまま押し倒されてヤられてしまうかも知れないと思った都姫。
(ああんダメ、シャワーだけは浴びたい…。メイクだってもう崩れて来たし…)
何とかシャワーだけは浴びたいと心配してしまう都姫であった。
が、鉄平は気持ちを落ち着かせる。
「ああ、危ないとこだった。我を忘れてセックスしちゃうトコでした。今日はまだ他にも着せたい服いっぱいありますから、着て貰わないと。まずはその服の写真撮りますよ?」
「し、写真、撮るの…?」
「裸じゃないからいいでしょ?まぁ裸でも撮りますが。」
「…」
都姫は鉄平が指示するポーズをとり仕方なくカメラに収まる。
(裸じゃないからいいけど、でも誰にも見られたくないな…。)
どっちにしろ恥ずかしいが、しかし企画で決まったらきっとホームページな載る事になる。たくさんの人に自分の今の半ケツローライズ姿が見られてしまうと思うと気が遠くなる都姫であった。
それから都姫のファッションショーは続き、都姫は今まで来た事のないようなピッチ的な服を着て写真を撮られたのであった。