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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第二十九章  調教-2

(ああ・・・わたし・・・見られている)

男のギラツイタ目を意識しながら自ら裸体をさらしていく事に、不条理な歓びを香奈子も味わっていた。
絡みつくような視線は香奈子の羞恥心を煽りながらも、絶対的な命令を無言の内に発している。

半ば閉じた目で見つめ返す香奈子は露になった上半身を隠す事も出来ず、両手でひじを抱える仕草は無意識に男を誘っている。

(ああ・・・はやく・・おねがい・・・)

密室の空間には二人以外には誰もいない。
芽生えた欲情が、香奈子の中でムクムクと膨れ上がっていた。

「フフフ・・・」
そんな気持ちを読み取る男は黙ったまま、それ以上声をかける事もせずに焦らすように笑いをかみ殺している。

「ああ・・・」

切ない声を漏らす香奈子の瞳は、涙が溢れそうになっていた。
言い出せない言葉が詰まるのか苦しそうに細い喉を上下させ、男を見つめている。



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