君のハートにストライキ♪-2
「送ってくれてありが十匹!」
「古い」
そのまま俺は強引にアパートに入った
「一度くらい部屋に入れろ」
「えぇ〜無理だよ」
「なんで?」
「だってセキュリティ番号忘れた」
なんで自動ロックシステム付いてんだ
「じゃあどこで寝てんだ?」
「ここ」
「誰の部屋?」
「見里(みさと)」
見里とは他のクラスの同級生だ
他人の部屋借りんなよ
「まぁ入りなよ」
他人の部屋に……
部屋に入ると見里がいた
「よう」
「あぁ進藤君、君も来たのか」
「たたいま〜」
だから他人の部屋
「なぁ…見里、こいつがいて迷惑じゃないか?」
「まぁ正直迷惑だけどおかげで寂しくないよ」
「な〜♪」
いいのか……
「あっ…そろそろ行くわ」
「ん?旭アレ?」
「おうよ♪」
「アレって?」
「バイト」
バイトしてんのか
「じゃあ、行ってくるよん♪」
「♪多いぞ」
その後俺はちゃんと家に帰った
翌日
「Good morning every one!!」
「うるせえ」
朝学校に行くと旭が早くもいた
「なぁお前なんのバイトしてんだ?」
「え……なんで?」
「いやなんとなく」
「べつに……いいやん」
パサッ
「あ」
旭のポケットから通帳が落ちた
「こんなもん学校にもって来て……」
拾い上げて中を見た
「あ…ちょ…やめ…」
「………………」
0が1.2.3.4………
「3お…ぅ……モゴ」
「馬鹿!!いっちゃ駄目だ!秘密なんだから」
「って、お前なんのバイトしてんだこの野郎が!!」
「ひ・み・つ♪」