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夢魔
【ファンタジー 官能小説】

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夢魔-3

「ずっとそうしているつもりか。だが時は待ってくれないぞ。私がこのまま入り口から中へ向かって出してやっても、胎内を満たすことはできるのだよ。まさしく処女受胎だ」
「不敬なことを言わないで。汚したいだけのくせに」知らない間に叫んでいました。
「よし、いいだろう」手が止まり、雄蛇がグッと上がってきます。それはあたしの入り口をはじくと充血して開く溝の中を滑り、クリトリスを引っ掛けて腹へ這い上がってきました。
それはみぞおちから乳房の間を通り、のどに突き当たります。
「おまえが[魔法の書]を集めて図書館を再建させようとしている、というのは嘘だ。妹こそ使命のためにすべてを差し出している。お前は凌辱される妹を見ても何もしようとせず、さいごに上前だけをはねる。そしてのうのうと処女を気取っている。
それならそれで、そうさせてやろう。処女を残したくば、ここに接吻せよ」
雄蛇があごを乗り越え、唇をこすります。
やつの尻を見あげていました。
「口をひらけ」
今はそれよりしかたがありませんでした。チャンスを待て『前進のための撤退』ソラの言葉です。唇を寄せました。

「では約束通りお前にやろう」何か硬いものが口の中へ押し入ってきます。それはやつの男根でした。
喉を突いて、声帯を押し広げ、そこで切れると、おなかへ落ちこんでいきます。
「[魔法の書]、すべての力の根源のひとつ。この鍵により、妹の子宮は開かれ、[書]は開かれる。 鍵穴はみっつ」
気が付くとあたしの目の前に私が立っていました。≪鏡?≫
あたしは私の口にキスをしました。
舌が唇を押し広げ、ねっとりと入っていきます。「これが一つ目だ」 うなります。
次はうつむきに寝かせると。尻を突き出させ、そこにキスをします。舌がキュッとすぼんだその奥まで入っていきます。「これが二つ目」 悲鳴を上げます。
足を開かせ、割れ目にキスをします。膣を舌がはいます。「これがみっつめ」あえぎが漏れます。
≪違うこの声はミメだ≫
瓜二つのその姿はそのまま自分を鏡で見ているようでした。
「さあ順序を考えろ。間違えるな」
胃の中のミズチの男根が盲腸にまでたどり着くとそこを突き破ります。あたしの下腹部に向かってうねるように動いていきました。
クリトリスに入り込むと、自分でも情けないほどの、いやらしいうめきが出てしまいます。
「どうせ黒魔術への鍵なんじゃないの。 幼稚な手。母がお前とどんなかかわりがあったとしても、あたしは流されない」 最後の抵抗というより、捨て台詞です。
「では、その疼きは何だ。気持ちがいいのだろ」
「違う、おまえのみせた、ただの幻覚‥」
下腹がムズムズします。クリトリスが大きくなっていきます。
気持ち悪く、だらんと伸びて垂れ下がっていました。
それは太くなり、大きく鎌首をもたげていきました。
あたしは私を見降ろしました。私は足を広げて、荒い息であたしを見上げています。いえ、見上げているのはミメです。
≪これが鍵なの≫ ムズムズがひどくなります。
ミメが待っています。口も膣も尻も入れられるのを待っています。
≪どこからすればいいの、どこに入れればいいの≫ どこでもいいから入れてやりたくなります。
ミメのあえぐ声がどんなだか聞いてみたくなります。
≪さあ、どこにしてやろう≫
腰の疼きが止まりません。≪そうだミメにはいくらやったっていいんだ。あたしと違って処女じゃないんだから≫
股に入れてやろうとしますが、ミメは腰を振ってよけます。
こんな長いものを扱ったことがないのでうまくできませんでした。
とりあえず自分がされたように。ミメの股間に擦り付けます。
≪さあ、どうする? やつは順番が大切と言った。組み合わせはいくつあるんだろう。全部の組み合わせをやりなおして、やってみてもいいのか、一度間違えたら終わりなのか聞いておけばよかった≫
頭が回りません。ただ入れてやりたいだけで、どこが一番かなんてどうでもいい気がしました。
「どうした、妹が待っているぞ」 やつに後ろから抱きかかえられ、男根をしごかれます。
≪男ってこんななの。イッてしまいそう≫ 腰がふるえます。
もう駄目と思った寸前。奴は手を止めました。
突き上げるように腰ふり。下腹のモヤモヤを吐き出したくて仕方がありません。
からえずきのような苦しさが体を振るわせます。男根が痛いほどに張りつめています。
≪駄目だ。駄目だ。出ちゃいそう。でちゃう。でちゃう≫


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