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上野家のある週末
【SF 官能小説】

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復讐-6

恵はやむなくチュッ、チュッと音を立て軽く亀頭の場所を変えながらキスする様に吸っていく。アルゥは頷き、

「良し、次はポールを咥えろ!」
「横咥えにして、ポールを往復しろ!」

と次の指示を出してきた。恵は言われた様に男性器を横咥えにして唇を竿部分に走らせる。アルゥがすかさず、

「もっと唇に力入れろ!」
「舌も一緒に這わせるんだ!」
「場所も変えてやれ!」

といちいち五月蠅い。アルゥの偉そうで細かな指示に辟易していた恵であったが、ふと気付く。自分が行為をしながらハァハァと小さく喘いでいる。

(私は興奮しているのか?)
(ベガァ人の性器を舐めながら?)

と恵は愕然とした。最初は汚物に触れるが如く嫌々始めたのだが、命令指示され続けている内に恵の口や舌による愛撫でベガァ人の性器が更に固く大きくなるのを感じて行為に集中し勤しむ自分がいたと思い返す。

そしてベガァ人の性器と舐める事への嫌悪感は薄れていき、いつの間にか膣から体液が流れ出している事に気付く。それは身体が性的興奮を感じた時に膣穴から出る愛液と呼ばれる物だと分かっていた。恵は認めたく無かったが、

(性的行為はお互いの興奮を高める…)
(マザーがそう教えてくれた…)
(相手がベガァ人でもそうなるのか…)

とようやく自分がベガァ人の男性性器を舐める事で興奮を高めていると自覚した。アルゥは恵の様子に気付いた様で、

「俺のコックを舐めて嬉しいのか?」
「喘ぎ声を出しながらやってるぞ!」

と笑う。恵は反発しそうになったが、無益なだけだと悟り自制して何も返さない。アルゥが、

「ボールを舐めろ!」
「一個ずつ口の中に入れて舐め回せ!」
「ボールを出す時は、音を立てるんだ!」

と新たな指示が来た。恵はボールの意味が分からず動きが停まるとアルゥは苛立たし気に、太い竿部分の根本のこれまた巨大な自分の玉袋を恵の口に押し付ける。

恵は、玉袋を両手で掴み確かめる様に触ると睾丸が二つ有るのを確認する。

(精子を作る所…)
(これも舐めるのか…)

と躊躇しているとアルゥが、

「早くやれ!」
「俺の時間を無駄にするな!」

と急かしてくる。恵はやむなく巨大な睾丸を片方口に含むと舐め廻した後、音を出す事に自信が無かったが玉袋の根本を掴んで勢い良く口から睾丸を押し出すと、

「ポン!」

と小気味良い音を立てた。もう片方も同じ様にする。それを交互に左右の睾丸に繰り返すとアルゥが心地良さそうに頷き、

「良いぞ!」
「その調子だ!」

とご機嫌だ。恵は睾丸を吸いながらベガァ人の性器、男性性器の強烈な匂いを感じていた。意外な事にその匂いは恵に不快感をもたらさず、逆にその匂いに囚われていた。膣から流れ出る愛液の量は増えている。恵は、

(私、変だ…)
(考える事が困難になっている…)

と思考力が急に落ちている事を自覚する。恵は気付いて無かった、自分がベガァ人の性器に、睾丸に夢中になり発情している事に。夢中になり、睾丸を咥えて舐め回し続けている事に。

恵は紅潮した顔で目をトロンとさせ、必死に睾丸を交互に口に含み舐め回す。膣から愛液を更に垂れ流しながら。アルゥはそれに気付き、

「お前のプッシーからマン汁垂れているぞ!」
「いやらしい匂いを出しながらな!」

と指摘すると恵の行為を止めさせる。恵は未練気な表情を浮かべる。アルゥは、すぐにしゃがんで恵を仰向けに寝かせて股を開かせ、その間に自分の腰を入れた。

「お待ちかねのファックだ!」

とアルゥは宣言すると待ち切れないとばかりに性器を恵の膣に埋め込む。恵はアルゥの勢いに押され為すがままで抵抗出来ない。亀頭の予想以上の圧迫に恵は顔を歪めて、

「ムグゥ!」

と声が漏れる。アルゥは構わず性器を押し込む。亀頭は文字通り膣にめり込み進入を果たす。恵は思わず股間の方を見て歯を食いしばり耐える。恵にとっては初めて膣に男性性器が挿入され、未知の経験で不安で一杯になる。

巨大な亀頭は存分に恵の膣内を味わう様に進んでいく。膣内を余す事無く擦られ、擦られる度に今までとは比べ物にならない程の快感が身体を走り恵は口から、

「ああ…」

と思わず感嘆の声を上げる。すぐに巨大な亀頭は膣の一番奥に到達する、その瞬間頭にまで閃光が走るが如く快感の衝撃が伝わる。その快感は今までの愛撫で得られた快感とはレベルの違う物で、

「おお!」

と恵は目を見開き初体験の快感の衝撃に、今までで一番の叫び声を居間に響かせる。アルゥは満足そうに微笑み、

「良い反応だ!」
「十分にアクバが効いてるな。」

と言うとゆっくりとコックの出し入れを始める。膣の奥を突かれるたびに快感の閃光が脳天を貫く。アルゥが動くたび、

「ピチャ!」
「ピチャ!」

と既に十分に濡れている恵の膣から愛液が性器で掻き出される音がする。程無く恵は無意識に両手でアルゥの体を掴み真っ赤で玉の様な汗を噴き出した顔を左右に激しく振り、

「ウォー!」
「オオー!」

と雄叫びに似た絶叫を上げると身体を上下に激しく揺すり、巨乳を波立たせて絶頂する。その恵の身体を抑えながらアルゥは、

「凄え締まるぜ!」
「あんだけ、アクバ飲ませたのに。」

と驚いた顔でグリィを向いて話す。グリィも驚き、

「そんなに締まるのか?」

と聞くとアルゥは頷き、

「エクバ飲んで無かったら出しちまうとこだ!」

と笑う。アルゥは向き直り、

「行くぞ!アルファ人!」

と恵に言うと腰の動きを速め性器の出し入れのスピードを上げ膣を突いていく。


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