第二十六章 後悔(画像付)-3
(嬉しそうな、顔・・・・)
愛する家族に囲まれている写真よりも無邪気な笑顔を見せている。
ウットリとした表情はどのシーンの映像だろうか。
脳裏に淫らな自分が、次々と浮かび上がってくる。
『凄いっ・・・入ってる・・・
ああ・・・凄いぃ・・・』
男と初めて繋がった瞬間だろうか。
『あああ・・竹内さん・・・・』
それとも体内に熱いザーメンを受け入れた後、愛おしそうに男の名を呼んでいる時の事だろうか。
言える事は送りつけられた映像で見る限り、自分はセックスを心から楽しんでいたという事だった。
レイプされたとはいえ夫以外の男と交わり、しかも感じていた。
この陶酔する表情が何よりの証拠である。
(いやらしい・・・わたし・・・)
納得出来ないものがありながらも、事実は受け入れるしかない。
『入れるよっ・・・・見ててっ・・・
ねぇ、今入れるのぉ・・・・』
竹内の身体にまたがり、自らの手でペニスを挿入していた。
『好きぃ・・・ああ・・好きぃ・・・』
あれ程、忌み嫌っていた男と交わりながらヤニ臭い唇を貪っていた。