第二十章 並んでバックから2-3
(く、くそっ・・・)
僕はそのシーンをかき消すように、かおりさんの大きくヒップを鷲づかみにし、激しく突き上げた。
「あぐぅっー・・・」
かおりさんの背中が大きくのけぞった。
「かおりっ・・どうだっ・・・
かおりっ・・・かおりっ・・・」
今の愛おしいパートナーの名を呼びながら蹂躙していくうちに、新たな感情が沸き上がってきた。
「いいっ、気持ちいいっ・・・裕君っ・・・
凄く、いいよぉ・・・」
振り向き声を絞り出す仕草が、僕も凄く嬉しかった。
「好きだっ・・かおりっ・・・かおりっ・・・
好きだぁっ・・・」
叫ぶ僕の声に、桜さんの両目が開き潤んだ瞳が見つめているのが分かった。
「ああっ・・ああっ・・・・・
あっあっあっあっ・・・あっ・・・」
秋生の腰のうごきのまま声を出しながら、視線は僕を捕らえ、動かない。
僕もジッと見つめ返し、更に声を張り上げた。
「好きだっ・・・好きだっ・・・
おおっ・・・・好きだぁっー・・・」
「ああーっ・・・ああああーっ・・・・」
あまりの激しい動きに、かおりさんは何度も叫びながらのけぞらせている。
ギュッと締め付けるヴァギナが絶頂に達していることを伝えてくる。