第十九章 並んでバックから-1
第十九章 並んでバックから
「かおりっ・・・どうだっ・・どうだっ・・・」
藤本さんの声がかかる度に、かおりさんのヴァギナが締まる。
「ああっ・・・いいっ・・
す、すごいっ・・・ああぁ・・・」
快感に背中をのけぞらせる表情は、官能に切なく歪んでいる。
「ああぁ・・い、いやぁっ・・・あぐぅっー」
映見の背中も、大きくのけぞった。
「おぉ・・おほぉっ・・・おおっ・・おおほぉ」
僕はその泣き出しそうな表情をみつめながら、激しく腰を使っていた。
「ああっ・・・あっ・・あっ・・・
凄いっ・・・あなたっ・・・」
かおりさんが自分の夫に向かい、叫んでいる。
「おおっ・・そんなにいいかっ・・・かおりっ?」
一言ごとに強弱をつけて腰を突き上げていく藤本さんも、ジッと自分の妻の顔をみつめている。
「ああっ・・あっあっあっあっ・・・
あっー・・・あぅっー・・・」
映見の声が、藤本さんの動きに重なる。
「いやっいやっ・・凄いっ凄いっ・・・
裕君っ・・・」
僕に向かって叫ぶ妻の姿に、熱い気持ちが沸き上がる。