第十九章 並んでバックから-5
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「おおぉ・・・す、凄ぃ・・すごい・・・
締まるっ・・・うぉっ・・・」
そらさんの白い裸体に浅黒い新藤さんの身体が、おおいかぶさるように抱きついている。
「ああっ・・いやいや・・・こ、こんなぁ・・・」
いつものあっけらかんとした態度とは裏腹に、いじらしい声を絞り出している。
恥じらいを訴える切ない表情が、凄く可愛いと私は思った。
きっと、私も同じような顔を裕君に見せているのだろう。
「どうだっ・・・映見っ・・映見っ・・・」
藤本さんが叫ぶたびに、深くペニスをねじ込んでくる。
「あぐぅっー・・・あぅっ・・はあぁっ・・・」
私は苦しい息を吐き出すしかできない。
強烈な快感が沸き上がり、本能のまま刺激を受け止めていた。
こじ開ける目に映る視界に、四人が作る隠微なシーンが展開していく。
「かおりっ・・どうだっ、おおぉ・・かおりっ」
「いいっいいっ・・裕君っ、もっと、もっとぉ」
私の夫、裕君が激しく腰を振っている。
かおりさんは身体を支えることができず、絨毯の毛に顔をこすりつけている。