屋上での密会-9
対する龍司も先ほどのクンニで鈴香のいやらしい匂いを嗅ぎ続けたせいか、鉄の棒のような男性器がムクムクと硬さを取り戻していた。2回射精した後にも関わらず、硬さは変わらずむしろ最初よりも勃起感が増しているようにも見える。
「鈴香さん、僕初めてだし、それに大きすぎて入ったら痛いかもしれませんけど・・・それでもいいですか?」
「あら、そんなの気にしなくてもいいのよ。それに私も初めてだし、処女と童貞の交換というのも悪くないんじゃない?」
そういうと、鈴香は寝転がり艶やかな笑みを浮かべながら股を思い切り開き、秘部を見せつけるように両手の指で割り広げた。
「来て、龍司君。ここまで来たら2人で最後まで堕ちていきましょう」
「す、鈴香さん!!!」
猛烈な勢いで鈴香に龍司が飛び掛かった。童顔で大人しそうな雰囲気はすでになく、あるのは獲物を前にした野獣そのものである。
「い、いきますよ」
ハァハァと息を切らしながら龍司が自分の息子をしっかりと握り、先端を女陰に当てがう。ヂュルッと異物が触れる感触が鈴香に伝わった。目をギュッと閉じ鈴香はそれをしっかりと受け止めようとした、その時であった。
プルルルルルルル
突然スマホの着信音が大音量で鳴り響いた。なぜ大音量かと言うと、2人のスマホがほぼ同時に着信したからである。思わず挿入をやめ、スマホが鳴る方に目を向ける。一方の鈴香も自分のスマホが鳴ってることに気づいた。
「す、すみません。少しだけ失礼します」
「そ、そうね。私も鳴ってるし」
自分のスマホだけが鳴ってたら無視して行為を続けてたかもしれない。しかし相手のスマホも鳴っていた事で2人の間で互いに対する遠慮が出てしまった。
鈴香がスマホを見ると相手は妹の加奈であった。
「もしもし」
「あ、お姉ちゃん。今どこにいるの?今日も早く帰るって言ってたじゃん」
「ごめんなさい。ちょっと用事があってまだ学校なの。すぐ帰るから」
「えー、明日のテスト超ヤバイから勉強教えてって言ったじゃん。早くしないとお母さん帰ってきちゃうよ」
言われてスマホの時計を確認すると、もうすぐ17時になろうとしていた。テスト期間中は早く帰って勉強するように言われていたのである。