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人妻ハメ好きの友人
【熟女/人妻 官能小説】

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愛が交わる場所で-7

 行為を終えた二人はダブルベッドに横に並んで寝転んでいた。

「ここは違うけど、ホテルによっては回転するベッドとかもあるのよ」

「へぇ、そんなのもあるんですか」

 ピロートークのネタに、小夏からのラブホテルの知識に相槌を打つ遥太。

「それにしても呼び捨てって良かっわね。これからも二人っきりの時は呼び捨てでしよ?」

「呼び捨てにハマったんですか?」

「うまく表現出来るか分からないけど‥‥何か、心がときめく感じがするの」

「そういえば告白されたこと自体僕は初めてですけどね。お尻を向けられたのもそうですけど」

 苦笑を浮かべながら告げた遥太の答えに、小夏は頬を赤らめた。

「そ、そりゃ‥‥普通なら失礼だと思うけど。わ、私だって直接面向かって言うのが恥ずかしいって思うこともあるのよ?というか最初以降に全く告白してくれない遥太が悪いんだから!」

「えぇっ!?僕が悪いんですか!?」

 小夏が会話途中で激昂すると、遥太は困惑した。

「そうよ!大人を惑わした挙げ句、本気にさせるような子は悪い子よ!」

 夏から睨まれると、遥太は必死で弁解する。

「す、すいません‥‥。で、でもセフレにするのだって妥協案みたいなものですから、それ以上求めるのは小夏さんを困らせるだけかなって。それに、もうちょっと時間経ってからの方が良いかなって‥‥」

 しどろもどろ言い訳するが、遥太の本心であった。

「ふーん‥‥まぁ、いいわ」

 小夏はそれ以上は責めてこなかった。遥太はホッとするが、疑問はまだ残っている。

「‥‥でも、本当にいいんですか?」

「遥太は私が彼女じゃ嫌なの?」

 遥太は即座に首を横に振る。

「そんなワケないです!僕的には全然OKなんですけど‥‥小夏にはその、家庭がありますよね‥‥」

 告白された時、頭の中が沸騰するぐらい興奮してしまって気にしなかったことだが、小夏には家庭がある。そもそもセフレ関係になったのだってそれが理由ではなかったのだろうか。

 だから遥太はそれを聞いておきたかった。

「告白されて嬉しかったのは本当なんですけど、急にどうしてかなって思いまして‥‥」

「あぁ、その話ね。確か、セフレ関係にしてって言う前にキミにそう言ったんだよね」

 小夏は少々前の出来事を懐かしんで目を細める。

「正直に言うとね。結構、あの時点で心乱されてた。普段の夫婦生活から性欲も不満もいっぱいいっぱいで満たされない日々で。そんな時にキミの告白と強姦紛いで襲われた私は、結構揺らいだんだ。けど、そのまま一時の気持ちに流されたくなかったの。待っているのは最悪、お互いの家庭がめちゃくちゃになるのは目に見えてる未来だったし」

「そうですね‥‥」

 遥太は小夏の話を聞きながら、あの時の想いを暴走させた自分を思い出して過去の自分を恥じた。あの時の自分は小夏のことが気になって気になった結果、想いを暴走させて小夏を襲ってしまった。

 確かに、あの時の行為があってこそ今の関係に繋がっているのは事実だろう。けれど、小夏とこうして友好的になった自分としては告白はともかくとして、その後に小夏を強引に性行為を行った自分を愚かだと否定したくなったのだ。

 もっとも、これは落ち着いて考えられるようになった今だからこそ思えるのだろう。

 遥太が過去のことで反省している間にも、小夏は話を続けている。

「だから、私的には妥協案のつもりだったのよねセフレって。それだったら丁度良いかなって。結果は‥‥私の方が完全に貴方に依存してしまっているワケなんだけど」

 小夏は苦笑した。


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