愛する女の為に-8
「いいんじゃないですか?うん、いいと思いますよ!それ、企画しましょうよ!」
自分の意見に賛同してくれた彰に嬉しそうな表情を浮かべた。
「ホントですか!ありがとうございます。じゃあ…井上さんが私に着せたい服、選んで下さい…」
「えっ!?俺!?」
まさかご指名が入るとは思わず動揺した彰。そこへ鉄平が来た。
「どうしたの??」
彰は萌香の提案を聞いた。
「あ、いいねー!何?彰、やらないの?じゃあ俺がやる!」
「ダ、ダメっすよ!絶対エロいの選びますよね!?」
「うん。超ローライズのボッパン!後ろからお尻の下の方のプリンプリンッが見えちゃうぐらいの!あとヘソだしのピチピチTシャツ!でノーブラで乳首ポッチ!これだね!」
「!?」
萌香は頭がクラクラした。
「んなエロいの、ダメッす!そんなの男の願望満たしてるだけじゃないですか!」
「えー、ダメ?」
「ダメですー!」
そう言って必死に萌香を守る彰がおかしく見えた。
「ダメかー。残念♪乙葉ちゃんなら似合いそー!」
話しかけられた乙葉が話を聞く。
「私がそれ着たら、鉄平くんすぐに襲いかかりたくなるよー?♪」
「間違いない♪」
「じゃあ今度着てあげるねっ♪」
「よろしくー!」
2人の目の前でイチャイチャしながら去って行った。
「ったく…」
溜息をつく彰。萌香は恥ずかしそうにモジモジしていた。
「ぼ、僕はそんな服選ばないから大丈夫だよっ!?」
同じ目で見られたくない彰は必死で弁明した。
「わ、分かってますよー。ンフッ」
そう笑ってイスに座りサンダルなどを選び始めた。彰はパソコン作業を再開する。
(萌香ちゃんのお尻プリンプリンローライズにノーブラピチT…たまんねー!)
また頭の中で想像し興奮してしまう。今日は隣から萌香のいい匂いが漂い、そして色んな妄想をして悶々が止まらない。
(ああ、ヌキてぇ…。今すぐシコシコしてーよー!でも我慢しなきゃ…。ああダメだ!我慢できねー!)
もう抑えがきかなくなった彰は席を立ちトイレへ向かう。そして個室に入り鍵を閉め、頭の中に萌香を思い浮かべながらペニスをしごく。
(萌香ちゃん…、萌香ちゃん…、あっうっ!!)
悶々しすぎた彰は僅か1分でイッてしまった。
「ああ…気持ち良かった…」
取り敢えずスッキリした彰は何食わぬ顔をして萌香の隣に座る。
(今、萌香ちゃんを思いながらオナニーして来たよ。)
彰は真剣にサンダルを探す萌香の横顔を見ながら心の中でヌキ報告をするのであった。