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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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27)身体検査2(1)-2


かすかに違うな… と感じたのは、切れ込みが、さなよりも更にシャープだと感じた事だ。
以前、小学生の少女のヌード写真集が一般書店で売られていた頃に、この部分の事を『 スリット 』と呼んでいたと聞いた事があるが、今、目の前で縦に奔っているスジは、正に『 スリット 』の語感にふさわしいものだった。
スリットは英語であり、その意味は、単に切れ込みと言うよりも、風や光を通す隙間、と言うニュアンスがある。だから、単純に スジ と言う場合よりも、より狭くて鋭い感じがある。
そして、みさきの持つスジは、さなと比べると確かに『 スリット 』と言う言葉にふさわしい雰囲気を持っている。
もちろん、さなのスジにもシャープさ、鋭さは十分にあるのだが、ただ、みさきのスジの方が、それ以上の鋭さを表しているのだ。

「 この、スジの鋭さは、今は股をしっかりと閉じ合わせているからではないのか…? 」

雄一は、心の中で少し疑問を感じていた。
もう少し、股間にゆとりを持たせたらどうなるのか、やはり興味がある。
そこで、次の様に声を掛けた。

「 うん、 やっぱり、みさきは真面目だね。 しっかりと『気をつけ』の姿勢になって。 そういう所、偉いと思うよ…  でも、取材は時間が掛かる物だから、今からそんなに気を張ってたら最後まで持たないよ… だから、体育の『休め』になっていいよ。 じゃあ、ぼくが号令を掛けてあげよう、 はい、『休め!』 」

みさきは、一瞬の戸惑いを見せてから、少し足の幅を拡げた。体育で習う『休め』は肩幅に足を拡げるはずだが、今はまだ、その半分くらいである。両手も『気をつけ』のまま、身体の真横で真っ直ぐに指を伸ばしている。

「 みさき… もっと、リラックス、リラックス…  学校の『休め』は、手を背中の方で組むんだったよね? 後ろの方で… そうだな… 左手で右の手首をつかんでごらん… 」

「 は… はい… 」

雄一の具体的な指示の通りに、みさきの両手が後ろ手に回された。その動きに引っ張られて、両肩と胸の筋肉が少し後ろに伸ばされる。その為、自然に胸が少し張られた体勢になる。
でも、これではまだ足りない。

「 うん、 手の方はそれでいいね…  でも、足の幅がまだ狭いよ… それだと疲れちゃうから…  そうだな… 体育の授業では『足は肩幅に』開く事が全国的な決まりだから、もう少し楽になってみようか… 」

その言葉は、精一杯の勇気をもって、両手を後ろ手に組んでいる少女に、更なる動揺を与えていった。
もう、自分のお股の前を隠しているものが何も無くなっている。ただ、それだけの事で、自分の心がすごく不安定に感じる。
それなのに、ここからもっと、足元も拡げるなんて… でも… でも… 『休め』で足を開くのは本当の事だし、きっと、足を閉じたままだと、せんせいが言われてる様に本当に疲れてしまう…

わたし… いったい、何を考えてるの… 普通の『休め』の格好をするだけで、何でこんなに変な事を考えてるの… これ以上、せんせいに迷惑掛けたら、もっと、さなちゃんにも迷惑が掛かるのに… 普通の『休め』なんだから…

その数秒後… みさきの足元が ゆっくり と動いた。
右足が外側に滑って肩幅よりも少し狭いくらいまで間が空く。

「 みさき、 まだまだ狭いよ。 ほら、 もっと思い切って。 はいっ! せーのっ! 」

雄一の明るい、そして煽(あお)る様な口調に乗せられて、みさきの右足が今度は大きく動く。両足の間は一気に、肩幅の1.5倍くらいにまで開いた。
しかし、それでもまだ雄一は許さず、もう1回の せーのっ! によって、結局、みさきは肩幅の2倍まで、両足を開かされていた。

ここで、雄一はわざと、みさきとの距離を詰めていった。正面から、みさきに近づいていく。
両手を後ろ手に組まされて、同時に両足を思ったよりも広く開かされた無防備な姿勢で、全裸のまま立たされている僅か小学校6年生の少女にとっては、その事は物すごいプレッシャーだった。

だから、みさきは、また、恥ずかしくて視線を落としてしまう。
しかし、それを気にせず、雄一は少女の間近まで来て、新たに質問を始めた。

「 みさきの身長は何センチなの? 学校で検診とかあったんでしょ? 」
「 あ… あの… 147センチくらいでした…」

「 ふ〜ん、147ね… じゃあ、体重は? 」
「 あ… あの… ……… よん… 42キロです… 」

みさきが、身長の時よりも、少し言いにくそうに答えた。やはり、まだ小学生とは言え、体重を言うのは恥ずかしいのだろう…
雄一は、専門学校の授業で習った『ローレル指数』を、概算の暗算で瞬時に計算していた。
『ローレル指数』とは、小学生の体型を判断する時に使う数値である。映像制作の現場では、小学生のモデルや俳優を使う事もあるので、当然、基礎知識として習っていた。

「 ふ〜ん、 標準体型の範囲だけど、少し ぽっちゃり気味 かなあ…  それにしても、さなの指数とほとんど同じだねえ…  1%くらい、みさきの方が ぽっちゃり かなあ… でも、見た目はかなり違うのに、指数を計算すると、2人はかなり近いんだねえ… 驚いたよ… 」

さなの身長/体重は 143センチ/38キロ だった。
これに対して、みさきの 147センチ/42キロ。
計算上、2人の『ローレル指数』は、1%以内の違いしかない。


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