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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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羨望の眼差し-1




昼休憩。


波多野和臣(はたのかずおみ)は、この会社の保管庫の奥ーー何故か長椅子がおいてあるーーでひざ掛けを持ち込んでよく眠っていた。
コピー用紙や、インク、その他の書類など、湿気をなくすために常に換気され、ひんやりとして心地よい空間だった。


「ーーやっべ、もう、昼休憩終わってるじゃん」


和臣は頭の辺りに置いていたスマートフォンに表示された時刻を見て飛び起きる。そのときだった。
保管庫のドアが開いて、ガラガラと台車を押す音がする。
そして男性の声が聞こえた。

「ーーん、B4と。全くストックなかったなら、十くらいは必要だよね」

寝ぼけまなこに和臣が耳を傍立てていると、その声の主は佐藤理央らしい。和臣の三つ上の年だったと、和臣は記憶していた。
誰にでも優しく、チャラチャラとした印象だが、さほど関わりがないものの自分にも優しくしてくれた。
そんなことを思っているとーー

「中村さん?」

理央のその問いかけに、どきんっと胸が高鳴る。

中村加奈子ーーひそかに、和臣が慕っている女性。
シングルマザーだと、聞いている。
あまり飲み会などに来れないため、深く話をする機会はなかった。
知的な印象を受けるのに、話しかけると尖った印象はほとんどなく、柔らかな雰囲気。
そんな加奈子に、密かに憧れを抱いていた。


そんな加奈子が、どうやら理央と共にコピー用紙を取りに来たらしい。

「ーーどうしたの?何かあった?」

先程から、理央は敬語を使わずに、加奈子に話しかけている。
確か、二人の席は隣同士だった。
だがそんなにも仲がいいとはーー

そう思っていた時だった。
カチャカチャ……とベルトを外す音がする。

「は、ぁっ……」

直後に、理央の吐息。


(ーー中村さん…?!)


和臣の心臓は、その状況に破裂しそうだった。
三十代半ばの男なら二人が何をしようとしているか、当然わかってしまう。

「咥えさせて……お願い……」

どきんっ。

黒縁メガネ、黒髪のロングヘア、清潔感の塊と言っていい彼女が放つ台詞とは思えなかった。
信じられない状況に、自分の心臓の音がうるさい。
和臣は吐息が漏れそうな口を手で一生懸命塞ぐ。

だが、静かな保管庫に、くちゅ、くちゅ、じゅるっ……という唾液の音が響いている。
加奈子が後輩を誘い、フェ×チオをしているらしい。


(ーー中村さん、マジ…?!こんなところで……中村さんの方から、後輩にエロいこと…!)


「ごめんな……さい……。あたし、会社で佐藤くんのこと……拒んだのに……同じこと……」

「ぼ、僕がするのと……中村さんがするのと、じゃ……意味がぜ、んぜん……違……ん、んっ」

卑猥な音が響く。
加奈子は誰もいないと思っているからこそ、こんな行為をやっているのだろうがーー


「中村さん、そんなに、したら、苦しい……でしょ……?」


どれだけ奥に咥えているのか、理央はそんな風に加奈子のことを心配する。
年相応に成熟していると和臣は感じる一方で、フェ×チオなどしたことさえなさそうなほどに清潔感を備えているーー
にもかかわらず、彼女は理央のモノを一心不乱に奥まで咥えているらしい。


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