第十七章 並んで騎乗位3-9
「桜っ・・・・可愛いいよっ・・・
好きだっ・・・大好きだっ・・・」
「嬉しいっ・・・・裕君っ・・・
私もぉ・・・・だ、大好きぃ・・・」
二人の唇が重なる。
そのまま互いの舌をむさぼりながら、激しく腰を上下するのだった。
「おほぉ・・・え、映見っ・・・映見っ・・・」
「剛さんっ・・剛さんっ・・
いいっ・・ああ、もっとぉ」
妻達の声が遠くに聞こえたかと思うと、消えていった。
「裕君っ・・・裕君っ・・・裕君っ・・・」
今の僕には、桜さんの声しか聞こえていない。
「さくらっ・・・さくらっ・・さくらっ・・・」
桜さんもきっと、そうだろう。
8人の、4組のスワッピングは、相手を変えるごとに激しさを増していた。
味わったことのない刺激は興奮を呼び、それぞれの感情さえも変えていく。
スワッピングの初日、第二ランドはさらに燃え上がっていくのだった。