第十七章 並んで騎乗位3-4
「ああっ・・な、なにっ・・・?」
不意の強い衝撃に、かおりさんが戸惑いの表情になる。
「さっきのフェラといい、
子ども扱いしやがってぇ・・・」
秋生が食いしばるように声を出しながら、動きを速めていく。
「ああっ・・はぁっ・・・
あっあっあっあっ・・・あぐぅっ・・・・」
激しい動きに身体を支えきれないのか、白い両腕が絡みつくように秋生の背中を抱きしめる。
「おまけに俺のカミさん・・・
そらちゃんまでも泣かせるなんて、許せねぇっ」
秋生の大きな声に、放心状態だった、そらちゃんの目蓋が開いた。
夫の姿を見つけると、ジッと視線を投げている。
藤本さんの両ひざに添えた手は、そのまま身体を支えている。
「俺とそらちゃんは元族のリーダーなんだ。
なめんなよぉ・・・」
頼もしいタンカを聞いているうちに、そらちゃんの頬がゆるんでいく。
「ひぃっ・・・す、すごいっ・・・・
だめっ・・・ああっああっああっああっ・・・
すごっ・・・すごいっ・・・」
激しい突き上げに、かおりさんの声が悲鳴に変わっていく。
「ア、 アキ君っ・・・凄いっ凄いっ・・・
深いっ・・・ああっ・・・深いぃ・・」
さっきまで男の乳首をいたぶっていたマニュキュアの指が、背中に爪をたてている。
「くそっ・・・子供扱いしやがって・・・
どうだっ・・・どうだっ・・・どうだっ・・・」
痛みが秋生に力と自信を回復させたのか、更に動きが激しくなっていった。