第十七章 並んで騎乗位3-3
「ああっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
その激しい動きのまま声を漏らす金髪の顔も、彼の妻と同様に泣きそうに見えた。
「フフフッ・・・・。
可愛いっ・・・アキ君は本当に可愛いわぁ」
嬉しそうに微笑みながら、そらちゃんに向かって出す声が、からかう様に聞こえる。
長い足で身体を挟み、力強く円を描く動きは圧巻だ。
藤本さんと同じく、息を殺して秋生を犯している。
「ああっ・・だめっ・・・ち、乳首はぁっ・・・」
伸ばした両手の先で、秋生の乳首が蹂躙されている。
「ふふふ・・何が、だめなのぉ・・・?」
いじめるような口調が、本当に楽しそうに聞こえる。
真っ赤に染めたマニュキュアの爪が、遠目からも分かる。
コリコリと小さな先端を二つ同時に弾くように愛撫している。
「ああっ・・・あっ・・あっ・・・」
秋生はなすすべもなく、快感に身を任せている。
「あああああっ・・・あっ・・ああっー・・・」
そらちゃんの絶叫が、のけぞった口から放たれた。
その大きな声に秋生が両目を大きく開いた。
ビクンビクンと、快感に上半身を震わせる姿をじっと見つめている。
金髪の下の小さな目が鋭く睨んだと同時に、上半身を起こした。
そのまま、かおりさんの腰を両手でグイっと引き寄せた。