投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

妻を他人にの最初へ 妻を他人に 351 妻を他人に 353 妻を他人にの最後へ

妻を他人に (4) 変化-4

「次の手?」
「簡単なことです。ゆきさんに高いハードルを超えてもらうため、踏み台を用意してあげるんです」
「踏み台……」
「Oさん、この高さのハードル、ジャンプして超えられますか?」
 胸の高さに手を伸ばすZ。
「いや、無理だろ」
「じゃあ今座ってる椅子の上からなら?」
「それなら余裕だよ。あー、そういうことね」
「はい」
 もったいぶったZの言い方に若干苦笑しながら、私は聞いた。
「で、なんだよ。貸し出しハードルの前に置く踏み台って」
「これです」

 Zは以前私が渡したゆきのショーツをつまんでひらひら揺らした。なんで人の妻の下着をもち歩いてんだという私の突っ込みを無視して、Zは言葉を続ける。それにしても客でごった返す居酒屋の中で愛する妻の下着が舞っているというのは、なんだか不思議な光景である。

「今度は、ゆきさんの了解を取った上で、また僕に貸してください」
「ゆきの羞恥心を煽るわけだな」
「ええ。お話を聞く限り、ゆきさんは予想どおり嫌だ嫌だといいつつも興奮に流されるタイプです」
「それだけ聞くと、人妻としてはとんでもない事故物件だな」
「女性はそういうタイプ、意外と珍しくありませんよ」
「しかし下着貸し出しだって、まあまあな高さのハードルだぞ」
「だからこその、最初の『お願い』なんです。Oさんが正直に真剣にゆきさんに『Zに抱かれてほしい』とお願いすればするほど、ゆきさんは断ることに少なからず負い目を感じるはずです」
「断って当然のお願いで負い目を負わされるゆき、可哀想」
「可哀想ですがここはその負い目を利用させてもらいましょう。セックスというお願いを断ったゆきさんに、下着くらいなら別にいいかと思わせるんです」
「理屈はわかるが……」
「繰り返しますがポイントはOさんの熱意ですよ。もちろんOさんたちが仲良し夫婦で、そしてゆきさんがOさんともっとエッチで盛り上がりたいと思ってくれているのは大前提です」
「前者はともかく後者はどうかな」
「まだそんなこと言ってるんですか。俺はもうゆきさんエッチ説、確信してますよ」
「なんで長年連れ添った俺よりゆきのこと詳しいんだよ」

 しかしたしかに、素人掲示板の中のゆきは少し引いてしまうほど奔放な性行為を楽しんでいた。麗美のセックスで芽生えた私の寝取られ性癖は、あれで完全に開花したといっていい。

 もし本当にゆきに下着を貸し出させることに成功したら、それは大きな前進を意味する。
 私はもちろん、うまくすればゆきも興奮してくれるかもしれない。
 そうなれば次はいよいよ――。

  *

「うふふ、やだぁパパ。私が無理って言ったらおちんちん小さくなった?」

 私の中に入ったままの夫のペニスは、今にも抜けそうなほど萎んで柔らかくなっていた。
 でも他の人に抱かれるなんて、やっぱり無理だよ。
 今のままでも十分楽しいじゃん。

「わかりやすすぎる。ほんとに変態さんなんだから」
「へ、変態ついでに……もっと変態なこと言ってみていい?」
「え? だめだけど?」
「あのさ、Zにその……」
「ちょっと聞いてた? だめって言ったんですけ……」
「Zにゆきの……ゆきの下着を貸したい!」
「はぁ!?」

 また変なことを言い始めた。思わず目を白黒させてしまう。しかし夫の目はいたって真剣だ。

「セックスは無理でも、それだけでも俺めちゃくちゃ興奮するんだよ。ほら」
 夫のペニスがむくむくと膨らみ始めた。なにこれ。
「ぁん……くすぐったい……ふふふ」
「だからゆきの、下着を……」
「そんなことしてなんになるの? ていうか私恥ずかしいんだけど」
「恥ずかしがってるゆきがまた可愛いんだよ」

 夫の股間は痛いほど張り詰めている。少し動かされると、まだ濡れたままの私のあそこが、夫のペニスとぬるりと絡み合う。

「ん……。パパ……また大っきくなってる……」
 ゆっくりと抜き挿しを始める夫。
「ん、んん……また、するの……?」

 戸惑ってしまう。
 今まで私たちは一晩で二回など、したことがないから。
 夫も戸惑っているようだ。恐る恐るといった感じで、おちんちんを挿し込み、また抜いてを繰り返す。

「ん……んん……っ」

 気持ちいい。
 でもパパ、ほんとにもう一回なんてできるのかな?
 期待しても、いいのかな?
 正直私は、さっきのエッチが中途半端に終わってしまい、少し不満だった。
 パパがイく直前、思わず「待って」と叫びそうになり、慌てて言葉を飲み込んだ。夫を傷つけるようなことは言いたくない。あとでまたこっそりトイレで一人ですればいいのだから。今までもそうしてきたのに、今日は自分もすごく気持ちよくなってしまい余裕がなかった。このままイかせてほしいと、本気で思ってしまった。

「ぁん…………ん、んん……エッチだよ……パパ……ぁ……」
「だって、Zがもし……ゆきの下着借りたらって想像したら……」
「やぁ……恥ずかしい……ぁん、ぁあ……っ」
「恥ずかしがってるゆき、可愛い……」


妻を他人にの最初へ 妻を他人に 351 妻を他人に 353 妻を他人にの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前