第十六章 並んで騎乗位2-6
「あうっ・・・ああっ・・ああっ・・・
あっ・・・あっ・・・」
桜さんも同じ気持ちだったのだろう。
裕君のコックを挿入してから、狂ったように腰を使っている。
「凄いっ・・凄いっ・・・
いやっ・・あ、あなたぁ」
夫である新藤さんに向かって、切ない声を絞り出している。
「おおおっ・・・おおっ・・さ、さくらっ・・・」
裕君の声も艶めかしい。
桜さんのスレンダーな身体がくの字に曲がり、夫の上で跳ねている。
形の良いFカップがプルプル震えている。
「裕君っ・・いいっ・・・
裕君、いいっ・・・気持ちいいっ・・・」
両目を閉じ、快感を噛みしめるように声を出している。
右手が裕君の左手に自然と繋がれ、指を絡ますようにしている。
裕君の右手が伸び、丸いヒップを引き寄せると桜さんの背中がのけぞった。
「アアアー・・・・アアッ・・・」
たぶん、深く挿入された感覚がそうさせたのだろう。
「ああっ・・・あっ・・・あっ・・・
凄いっ・・・ふ、深いぃ・・・」
今、声を絞り出している私と同じだから。
「いいっいいっ・・もっと、もっとぉ・・・
剛さんっ・・・凄いぃ・・・」