第四章 満員電車(画像付)-3
(気持ち・・・いい・・・)
『あっ・・・ふぅっ・・んんっ・・・』
(だめ・・・ああ・・でも・・・)
圭子の両手が男の首に巻き付き、顔を引き寄せる。
(おい・・しい・・・)
『おおお・・・むぅ・・んんぐぅ・・・』
少女の変化に男も激しく反応する。
『むふぅ・・・・ぐぅ・・・』
絡みつく舌が少女の唇を蹂躙する。
『んぐっ・・・んん・・むぅ・・・』
あふれ出る唾液を吸い取っていく。
(ああ・・・す、すごい・・・)
『あふっ・・・ん・・・ふぅ・・・』
逆らう事なく圭子も応じる。
『ぐぅっ・・・んっ・・んふぅ・・・』
男から返される生臭い味を厭わずに飲み込んでしまう。
(ど、ど・・うし・・・て・・・?)
夢の中のシナリオは少女の意識を操り、不条理なストーリーへと展開していく。
(おいしい・・・ああ・・あああ・・・)
『はぁっ・・・はぁっ・・おお・・おあぁ・・・』
『あはぁっ・・はあぁっ・・ああ・・・』
二人の息が重なり合い、互いを求めていく。
『おおお・・・圭子っ・・圭子ぉ・・・』
名前を呼ばれ、薄目を開けた少女の目に男の顔が映る。
(ああっ・・・・)
不意に蘇った理性がおぞましい事実を知る。
『むふぅっ・・んぐぐぅ・・・・』
ケダモノのように犯されている。
(だめぇ・・・いやぁ・・・いやぁ・・・)
恐怖と興奮が交じり合いながら、膨れ上がり破裂しそうになっていた。
(いやぁ・・・いやっ・・・
だめっ・・だめぇっ・・・)
理性が必死の叫びをあげている。
だが、圭子自身の身体も心もコントロールが出来ない。
唇を重ねたまま、男の背中をギュッと抱きしめている。