第十五章 並んでフェラチオ-6
そらちゃんは小さくうなずくと白い歯をこぼした。
ペニスを握り直し、ゆっくりと愛撫を始めた。
「ふぅ・・ん・・・」
可愛い唇が徐々に広がり、太いコックを飲み込んでいく。
「おぉ・・・」
藤本さんが敏感に反応する。
「んっ・・・んふぅっ・・んっ・・・」
添えられた手の動きに従って、そらちゃんがリズムを刻み出す。
「おっ・・おぉっ・・・うっ・・」
なぞるような男の声に、動きが滑らかになっていくように見える。
「いいですよぉ・・す、すごい・・・
気持ちいい・・上手だぁ・・・」
低い声が励ますように、間断なくパートナーに向かって投げられていく。
「あふぅ・・んん・・・んふぅ・・んん・・・」
トロンとした目で、そらちゃんは愛撫を続けていく。
「ああ・・そ、そこ・・・
そこの溝を・・舌で・・・」
男の願いのまま、舌でチロチロと亀頭の根元をなぞっている。
「あっ・・いいっ・・・上手だっ・・そらさん」
ギュッと頭をつかむ仕草は少し大げさに見えるのだけど、そらちゃんは嬉しそうに微笑んだ。
「あふぅ・・んふぅ・・・」
夢中で愛撫しながら藤本さんを見上げる様は、指導を受けている生徒のようだ。