第十五章 並んでフェラチオ-4
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僕達と新藤さん夫妻とのスワッピングは、フェラチオから始まった。
そらちゃんの中にザーメンを解き放ち、快感の余韻にソファーにもたれていた僕に誰かが近づく気配がした。
「お久しぶりですね・・・裕太さん?」
甘い香りがする息が、僕の耳元で聞こえた。
「さ、さくら・・さん・・・?」
桜さんの顔を目の前にした僕は、戸惑いの声を出した。
パートナーを代えて行うスワッピングが今日のルールとは認識していたが、実際にフィニッシュした後すぐに、別の相手が現れたのが意外だったのだ。
複数でする夫婦交換の卑猥な設定に、今更ながら驚いている。
2組目のスワッピングが始まったという事実に。