よっしーあいらんど-2
よっしーはすっ裸だったので、急いでパジャマを着て、むろん急いでだからパンツやブラジャーはつけずに急いで、玄関にむかう。そしてドアが開いた。
それは彼女のマネージャーだった。
こんな時間になんのようだろう。よっしーもそう思ったが、だいじな話だからと強引に家の中に入って、マネージャーのその男はリビングルームに足早にむかって、ソファにすわった。
よっしーが言う。
「どうしたんですか?」
「だいじな話なんだ。すわってくれ」
「はい」と、よっしーが対面のソファに腰をおろした。
マネージャーの男が喉を鳴らす。よっしーのすけた乳首と、あるいは陰毛に興奮したのだろうか。男のすわるソファの感覚から男のペニスが勃起したのがわかる。男は興奮している。いまにもよっしーを襲うようそうだ。
「なんでしょう?」と、よっしーが言う。
「付き合ってほしいんだ」と、男は告白した。「ずっと好きだった。会ったときから、ずっと好きだった。だから付き合ってほしい」
「え、待って」と、よっしーが言う。あまりの唐突さに理解が追いつかないようである。「付き合うってどういうことですか」
「その意味のままだよ」と、男がいう。そして笑う。「やってたんだろ? におうよ、きみのにおうが。飢えているんだろ? だったら、おれがいるよ」男の声色がかわった。
「こわいです」
「いいじゃん。付き合おうよ。損はさせないから」と、男は軽くなった。よっしーを女と見だした。
「やめて」
男は立ちあがり、よっしーに掴みかかり、慌ててベルトを外す。よっしーのパジャマのうえからおっぱいをもみ、ズボンの外からあそに手をいれる。
「ほら、濡れている。その気あったんだ」と、男が不気味に笑う。「中出しでいいだろ? できたら結婚しよう」
「あ、やめて」
男のペニスはまっ赤に勃起し、飢えた犬のようによっしーのあそこを狙っている。よっしーはしたばかりだから、あそこもまだ濡れていた。すんなりはいるそんな濡れぐあいだった。
男はおっぱいをもみながら、ぴんと立った乳首にしゃぶりつき、ちゅうちゅうと吸う。よっしーはあえぎとやめてをくりかえす。よっしーのあそこも男に吸われ、男のペニスはいれたがっていた。
「いれるよ?」と男がたずねた。
「やめて」
「わかった、いれるね」と、会話が成り立たないが、性交渉に同意したと男は解釈して、肥えた熱をおびたペニスを、よしおかりほの、よっしーのあそこに挿入した。
あ、あ、と男が低くあえぐ。きもちいい、きもちいいと、男がメスみたいにあえぐ。よっしーはやめてやめて、抜いて抜いてと叫んでいる。が、それで興奮したのか、愉悦をうかべる男の腰振りは、飢えた犬のようにはげしくなる。
「いい、いいよ。きもちいい。とてもきもちいい。あ、ああ」と、男は白眼になりながら腰をふっている。
「やめて、抜いて、出さないで」
反対に解釈したのか、男が出すねと言って笑う。たっぷり出すから、ずっときみのなかに出したかったんだ。ずっとずっとがまんしてたんだ。だからいいよね。きみのなかに出しても。論理がわからないことを口走りながら男の卑猥さと、腰振りは加速し、男は叫ぶ。
「出る。出るよ。出ちゃうよ」
「やめて、やめて、出さないで、抜いて」
男の顔が絶頂につつまれた。
しあわせさに男がしばらくつつまれた。
よしおかりほが、よっしーが犯されたのだ。
よっしーのあそこからは男の精子が出続けていた。そうとうな量だった。そうとうな愛だった。
わたしは決意した。
床をブルーウェーブのように操作して男をベランダへ誘導し、そして男のからだを空中へ跳ね飛ばした。男はガラスを突き破り、高層マンションのベランダ外へ放り出された。地上に叩きつけられた彼は潰れた新鮮なトマトのようにつぶれて死んでしまった。