第十二章 並んでクンニングス(画像付)-1
第十二章 並んでクンニングス
【ああっ・・あーっ・・・
ああーっ・・ああーっ・・・】
絶叫が重なっている。
大きく開いた両足に男の顔がうずまる姿は、4組とも同じだった。
ソファーに座る私達女のヴァギナを男達が貪っている。
「スワッピング」はキスで始まり、次の展開に移っていた。
くしくも同じプレイになったのは、偶然ではないのかもしれない。
互いのパートナー交換の興奮により、無意識に同じ愛撫を選んでしまったのだろう。
「いやっ・・・いやっいやっ・・ああっー・・・」
私はのけぞる顔を左右に振り、叫んでいた。
「おほぉ・・・おおっ・・うまいっ・・・
最高だよ、映見ちゃん・・・」
金髪の日焼けした顔が見上げながら、声を出している。
馴れ馴れしくなった呼び方は、熱いキスのせいだろうか。
私も嫌な気はせず、むしろ嬉しかった。
だけど、熱い息を吹きかける度に駆け上がる電流に悲鳴が上がる。
先日された4Pとは違った不条理な官能のせいだ。
(だ、だってぇ・・・)
涙で滲んだ視界の端に、夫である裕君の姿が見えているから。
「ひぃ・・・ひっ・・いいっ・・・
ああっ・・ゆ、裕君っ・・・」
「おおぉ・・・そ、そらちゃん・・嬉しいよ・・・
もっと、感じておくれ・・・」
頭をかきむしる、そらちゃんの股間を裕君の舌がピチャピチャと音を鳴らしている。
時折、私を見る視線が投げられると益々、興奮が高まってしまうのだ。