第十二章 並んでクンニングス(画像付)-4
「ああっ・・いいぃ・・・
藤本さんっ・・もっと、もっとぉ・・・」
桜さんの声も熱い。
「凄い凄いっ・・あ、あなたぁ・・・み、見てぇ」
新藤さんの御主人に向かって叫ぶのは、私と同じだ。
私達と別のソファには、藤本さんと新藤さん夫妻が並んでいる。
私のすぐ横に座る桜さんの目尻から涙が滲んでいた。
「ああ・・・こ、こんな・・こんなぁ・・・」
左手の人差し指を唇に当て、愛撫に耐えている。
さっきまで藤本さんの頭をかきむしっていた右手が、後ろに回っていた。
ワナワナと震わせている様は、官能の強さを物語っている。
「ん・・・ほぉ・・んん・・・」
藤本さんは無言で味わっている。
「はぁっ・・・おふぅ・・はあぁ・・・」
荒い息遣いが混じるほど、懸命に舌を這わせている。
「あ、あなたぁ・・い、いやらしいぃ・・・」
隣で見下ろす、かおりさんが声を震わせている。
「そ、そんなに一生懸命に・・・妬けちゃうぅ」
そう言いながらも、新藤さんの頭をグイグイと股間に押し付けている。
「おおおっ・・・おおっ・・か、かおりさんっ」
新藤さんも妻に届けとばかりに声を出している。
「あうっー・・・」
新藤さんの舌が深く差し込まれたのか、かおりさんの背中が大きくのけぞった。