第十二章 並んでクンニングス(画像付)-3
「んんぐぅ・・・んん・・んふぅ・・・」
喉を鳴らしながら丁寧になめとる裕君の姿を、秋生さんも嫉妬の目で眺めている。
「ああっ・・・あっ・・あっ・・・?」
再び沸き上がった電流は、秋生さんの舌によるものだ。
「え、映見ちゃんっ・・映見ちゃんっ・・・」
名前を呼びながらの愛撫は、裕君に対抗したものなのか。
「ああっ・・・ひっ・・あっ・・あはぁ・・・」
私の声から拒絶の言葉が消え、代わりに気だるい吐息に変わっていった。
「ああぁ・・い、いいっ・・・
アキ君・・・ああ・・凄いぃ・・・」
金髪の頭をかきむしりながら、わざと馴れ馴れしい呼び方に変えてみた。
両目を閉じた視界は閉ざされ、夫の姿は見えない。
きっと私の表情はウットリと、アキ君の愛撫に酔いしれているように見えているだろう。
「ゆ、裕君・・好きよぉ・・・もっと、舐めてぇ」
そらちゃんが、煽る様にオネダリしている。
「そらちゃん・・僕も好きだ・・・大好きだよぉ」
夫の曇った声が答えている。
私の身体に熱い興奮が沸き上がってくる。
これが「スワッピング」の醍醐味なのだろうか。
互いの痴態を見比べることで、より一層、刺激が増していく。