時間の問題-4
口にしているだけでも、舌が快感に喘いだ。
気がつくと、むさぼるように舐めていた。
彼が後頭部を掴み、腰を前後に揺すった。
喉が苦しくなった。
もっと苦しませて欲しいと思ってしまった。
彼は私を立たせた。
デスクに片足を上げ、彼の肩につかまり、立ったまま、正面から繋がった。
彼のペニスが入ってきた瞬間、すべてのことがどうでも良いように思われた。
彼はのっけから腰を強く使ってきた。
ああんっ、あん、あん、いいっ、と私は喘いだ。
彼は臀部を強く掴んだ。
ああっ、いくぅ、と言って、私は果てた。
それでも腰はやまない。
続けて果てさせられた。
彼は椅子に腰をかけた。
私の腰を掴み、背面座位になって繋がった。
一度抜かれたペニスが再度埋められることを、私は心の隅で悦んでいた。
一向に下から突きあげてこない。
私は自分の腰が勝手に動くのを感じた。
彼の手がクリトリスにのびてきた。
私はそれを好ましく思った。
股が大きくひらかれてゆく。
抗えなかった。
私は自らの動きで果ててしまった。
彼のもう一方の手が胸をやさしく包んだ。
それだけで、もう一度果てそうになった。