第六章 ロスト・アナル・ヴァージン-6
『い、痛いっ・・・痛いけどっ・・・
おおっ・・おおほぉ・・・』
秋生さんも、表情に切なさが混じるようになっていた。
『あっ・・あぅっー・・・』
それは新藤さん夫妻も同じらしい。
『ああっ・・あなたっ・・・
あなたっ・・ああっー・・・』
桜さんも、夫を犯す興奮に声を弾ませている。
『おおほぉ・・くぅっ・・・』
秋生さんと新藤さんに挟まれる位置の藤本さんは、声が出るのを我慢しているように見えた。
『だめよっ・・あなた・・・。
いつも、私に言ってるくせに・・・
ほら、我慢してないで声、出しなさいっ』
勝ち誇った表情で激しく腰を動かしている。
『ああっ・・・
で、でもぉ・・ああっー・・・』
まるで少女のように悲鳴をあげる藤本さんに、いつもの落ち着いた雰囲気は、まるで消えていた。
『やっと、いい子になったわねぇ・・・』
舌なめずりする、かおりさんも別人のようだ。