あとがき-1 この小説は「私が小さな男の子を好きになった理由」のリバーシブル版です。 主人公の由美の相手、西島君になって書いてみました。 もう、何十年も前なのに。 西島君とは、毎日、おバカな話をするくらいだったのに。 小説にしてみると。 もの凄く、身近に感じました。 何十年も前に。 タイムスリップしたみたいに。 僕も、十五歳の少年になっていました。