知らなかったこと、知りました-3
「へほクン…… へほクン…… ダメぇ……」わたし、小さな声をあげた。
「どうしたの?」へほクンが舐めるのを止めて言った。「気持ち悪い?痛い?」
「ううん……」わたしは首をふった。「くすぐったくて、気持ち……いいけど、そこ、オシッコ出る所よ……へほクン…… オシッコのバイ菌で、病気になるよ…… ダメよ……」
「ゆよチャン……」へほクンはわたしのほっぺたにほっぺたをくっつけて言った。「やさしいんだね。でもぼくの方が強いバイ菌持ってるからだいじょうぶ。ゆよチャンにそんなやさしいこと言われたら……」へほクンはわたしの手をとって何かに当てた。
「オナニーしなくても、チンポがメチャ硬くなったよ。」
へほクンがわたしを持ち上げて、チンポの上に座らせた。「おお……、ゆよチャンのワレメが、ぼくのチンポに乗っかったよ。」へほクンがからだをゆらすと、わたしのおへその下から突きあがるようなくすぐったさが、頭の真上まですすんできた。
「おやおや、ゆよチャン…… 自分で腰を動かすようになったね。」へほクンはわたしの手をとって、「ついでだからね。」と、指先をおへその下へみちびいた。
わたしは、自分の指先が信じられなくなった。
ほんの今まで、わたしのからだの「底」にわたしの指先を当てただけで、オシッコの穴から長い長い液体がひっぱり出される気持ちよさが味わえるなんて知らなかった。
「ゆよチャン、」へほクンの声が遠くに聞こえる。
「それが……オナニーの気持ちよさなんだよ。」
そうなんだ。
見てたときはわからなかったけど、へほクンが、わたしの裸を見ながらチンポをセンズリしてた時、こんな気持ちになっていたんだ。
【おしまい】