穴兄弟-4
事務所に戻ると社員らが待ち構えている。
「只今戻りました。」
鉄平の姿を見た瞬間、一気に集まって来る。
「おかえりなさい、鉄平くぅん♪」
「寂しかったよー。」
「ハハハ」
女子社員を引き連れてデスクに戻る中、やはり萌香だけは机に座り仕事をしている。
(ホントだ、萌香ちゃん浮ついてないな…)
彰は鉄平が言っていた通り、他の子とは違うようであった。
「ほらほら、浮ついてないで仕事仕事!」
夕梨花がみんなを仕事に戻す。
「ごめんねー?みんなキャーキャー騒いで。」
「あ、大丈夫です。みんな可愛いから♪」
その言葉を聞いた女子社員らがまたキャーキャー騒ぐ。
(ベンチャー最高♪)
堅苦しい一般企業とは違うこの雰囲気に、大きな居心地の良さを感じる鉄平であった。
「あの…、パソコンで分からない事があるんですけどぉ…」
そう言い寄って来たのは井上音はだ。美雪がHカップあると言っていた巨乳ちゃんだ。グラマーな体型、確かに胸がデカい。しかもニットシャツを着ている為、その巨乳ぶりが手に取るように分かる。恐らくわざとアピールしてるのだろう。少し動くだけでプルンと揺れる。
「何が分からないの?エクセル?」
「あ、はい。えっとですね…、ここをぉ…」
身を寄せ手を伸ばし指で画面を指す。するときっとわざとだろう、胸が鉄平の腕に当たる。
(おおっ!スゲー質量!)
ムギュと押し付けられる巨乳にムラっとする。
「これはね、ここをこうして、こうすんんだよ?」
「あ、なるほど!凄ぉい!鉄平くん、天才♪」
「いやいや、大した事ないよ。」
「ありがとう♪」
「いえいえ。」
乙葉はオーバーアクション気味に喜んで去って行った。
(巨乳アピールで誘って来やがったな、あの巨乳ちゃん。きっとどっかのタイミングで俺を待ち構えてるはずだ。へへへ、もう貰ったな。あの巨乳を鷲掴みしてやる。)
エロい肉付きをした後ろ姿を見てペニスを疼かせる。
それからも何人かの女子社員が何だかんだで理由をつけて鉄平に近づいて来たが、1人1人丁寧に対応し女子をドキドキさせた。
(CEO、夕梨花、美雪、加奈子、もう4人食ったしなぁ。で、きっと間もなくあの巨乳ちゃんだろ?マジでこのビルの女、全部食えそうだな。ま、萌香は抜かして。)
なかなかいいペースで食い尽くしているなと我ながら思った。