投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「 PCサポート」
【熟女/人妻 官能小説】

「 PCサポート」の最初へ 「 PCサポート」 39 「 PCサポート」 41 「 PCサポート」の最後へ

S乾坤一擲-2

「あぁ〜いぃ〜逝っくぅ〜逝く〜」
でも逝かせない。
静止、抜去によって八合目まで逆戻り。
それの繰り返しだが逝く寸前の寸止めが少しづつ頂点に近づく。
さっきなどは後一擦りで清香の女が弾けていたはずだ。
それなりの気持ち良さを感じながらも欲求不満は蓄積されていく。
スローピストンは確実にゆっくり頂上へ押し上げていく。
停止したのは逝くか逝かないか頂上の分水嶺の上だ。
もうすでにペニスは抜かれているが女は激しく腰を使う。
分水嶺に静止したボールをなんとか向こう側へ落とそうとしているかのようだ。
だが虚しくボールは手前の八号目まで逆戻りしてしまう。
何度か繰り返した後ピストン停止が一瞬遅れてしまった。
分水嶺の上のボールがゆっくりと向こう側へ転がり始める。
抜去した後なのに必死に腰を使う。
歓喜の悲鳴とともに恐ろしいまでの絶頂の快感を受け止める。
全身が痙攣しベッドの上をのたうち回る。
(危なかった。あやうく射精するとこだった。)
豊潤な愛液で快感をブロックする軟膏が洗い流されてしまったのだ。
「凄いね。これで後僕が射精したら4つの条件が揃っちゃうね。
最後の一戦の前に少し休憩してワインでも飲まないか。」
この事は事前の宇喜多秀美の時に経験済みで想定内の出来事だった。
しかし正体不明のチューブはボディチェックで没収されてしまうだろう。
清香がワインのために部屋を出た途端、柴田は耳穴の中の軟膏を塗布したのだ。
そうして気の遠くなるような性交が始まる。
時計を見た。午後3時だ。
もう既に3時間以上睦み合っていた事になる。
夫の帰宅時間を考えれば5時までに終わらなければならない。
ここから乾坤一擲の2時間が始まる。
しかし手抜きはしない。
最初の肩甲骨への愛撫から始める。
万一時間切れになっても射精さえしなければ再度挑戦できるのだと腹をくくっていた。
だから時間を気にせず丁寧で執拗な愛撫を繰り出すことが出来た。
やがて絶頂の寸前から八合目への往復を繰り返し完全に発情させてから分水嶺の上にボールを置いたのだ。
そして男は女体から離れる。
彼女は自分の指を使いボールをむこう側に落したのだ。
「いやらしい。清香はしたないよ。」
もうそこには貞節な新妻の片鱗もなかった。
「何で抜くのよ?これ以上焦らすなら3年間待つことになるわよ。」
「いや。焦らしている訳じゃないんだ。
中出ししそうで抜いているんだよ。」
「嘘よ。じゃ何故射精しないの?」
「何度も出そうになったけど射精すればこの見事な女体と別れるのかと思うと勿体なくて出来なかったんだ。」
快感を感じながらも締め付ける相手のいない膣痙攣に空しさを感じ始めているのだ。
柴田は事が思い通りに進んでいるのを感じ取った。
時計を見た。4時半だ。
「ちょっとティッシュくれる。
清香の愛液でベトベトだよ。」
きれいに軟膏を拭き取る。
そして今日初めての騎乗位を始める。
後背位のように女をコントロールできない。
男主導の体位から女主導の体位にチェンジする事を許したのだ。
今までのスローセックスが嘘のように激しい腰のグラインドが始まる。
あっと言う間に上り詰める女。
射精寸前の男。
そしてついにその時が来た。
「あぁ〜逝く〜駄目よ。
抜いちゃ駄目よ。
逝っくぅ。」
びりびりと膣が震え締め付けを繰り返す。
男も堪らず噴射する。
あまりの快感に咆哮を発する。
突っ伏した女を抱きしめ女の収縮に男の脈動をシンクロさせる。
男も女も5時間に及ぶ我慢の後の完全なる絶頂であった。
柴田にとっても初めて感じる快感の大きさだ。
清香も脳を含めた全身がとろけるような快感に浸っているに違いない。
しっかりとした手応えを感じながら予定通り5時に彼女の部屋を出る。


「 PCサポート」の最初へ 「 PCサポート」 39 「 PCサポート」 41 「 PCサポート」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前