第三十八章 犯される女達(かおり編)C-6
「ンフフ・・・4Pじゃないよっ・・・
だからぁ・・・6Pよっ!」
「うふぅ・・・藤本さん・・・
好き・・・大好きぃ・・・」
桜さんは聞こえていないのか、抱きしめている男の温もりを貪っている。
女達三人による4P挑戦は、想像を超える興奮を彼女にもたらしたのだろう。
男の手を自分の股間に導き、甘い官能を楽しんでいる。
「おおぉ・・・さ、桜さん・・・
フフフ・・・嬉しいよ・・・」
細い両腕にだきしめられた藤本さんは、その苦しいが嬉しい窮屈さに、笑みを浮かべながら声を絞り出している。
「え、映見さん・・・ご覧になっていますかぁ?」
桜さんのキスの雨を、くすぐったく受けながら拾い上げたカメラに向かって話し出した。
「こ、これで、上書きの完成で・・・」
途中の言葉を桜さんが飲み込む。
「んっ・・・んむぅ・・んんんっ・・・」
暫らくの間、舌を絡めある二人の吐息が続いていった。
「し、失礼・・・わ、わたしも・・もう、限界だ」
誘惑には勝てそうもないと諦めたのか、桜さんとのキスの合間に声を漏らしている。