第三十六章 犯される女達(かおり編)A-4
「んぐぅっ・・んん・・・」
新藤さんが両手でかおりさんの頭をつかみ、コックを唇にねじ込んでいく。
「んふっ・・んんっ・・・んふっ・・んんふぅ」
苦しそうに飲み込みながらも、かおりさんは献身的に唇を滑らせる。
「いい子だ・・・かおり・・・
いい子だぞぉ・・・」
囁くように声をかけながら、藤本さんの右手がヒップの割れ目に向かっていく。
「んぐぅっ・・・?」
一瞬、かおりさんの動きがとまる。
「んっ・・んふっ・・・んんふぅ・・・」
だが、新藤さんの催促にすぐにリズムを取り戻してった。
「はぁっ・・・はぁっ・・はあっ・・・」
秋生も一定のストロークで突き上げを続けている。
「いいぞ、秋生君・・・
新藤さんも、そのまま・・・」
ヌチャヌチャと音を立てながら指を動かしている。
既に藤本さんの企みに気づいているのだろうか、桜さんは固唾をのんでカメラを回している。
「そ、そんな・・まさか・・・」
画面の中のそらちゃんと映見が同時に声を出した。
準備が整ったのか、藤本さんが自分のコックをかおりさんのヒップにあてがったからだ。
赤黒いコックがまっ白な肌の割れ目に向かっている。
「んぐぅっ・・・?」
曇った声が漏れる。
のけ反ろうとする顔を、新藤さんの両手が押さえている。
その目が藤本さんのコックにくぎ付けになっている。
これから起ころうとしていることに、無言のまま協力しているようだ。
それは、桜さんのズームアップで明らかになった。