第三十六章 犯される女達(かおり編)A-3
「かおりさん・・・」
「アキ君・・・」
近づいた美しい顔に呼びかける声に、かおりさんも親し気に名前を呼ぶ。
「あむぅっ・・んっ・・・んふっ・・・」
すぐに唇は重なり、舌が絡み合う。
「かおりさん・・好きだぁ・・・」
繋がったままのキスは、深い愛情を呼ぶ。
まして、夫の前でその妻を犯す男にとっては格別な味だ。
貪るように舌をからめとっていく。
「んぐっ・・んんっ・・・んふっ・・んんっ」
突き上げるピッチはそのままで、人妻を凌辱する快感に酔いしれている。
チラリと目線を送る秋生に、藤本さんは笑みを浮かべている。
目の前で妻を犯している男に嫉妬しないのだろうか。
「ほら、秋生君とのキスもいいけど、新藤さんが寂しそうだよ」
髪をなでて告げる言葉に、かおりさんは顔を上げた。
藤本さんが目で合図を送ると、新藤さんは反り返るペニスをかおりさんの口元に近づけた。
秋生の頭の前にひざで立つ姿勢は3人が交わっている様を、際立たせている。