第三十五章 犯される女達(かおり編)-7
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桜さんが秋生の肩にもたれる様は、けだるそうに見えて甘い仕草に感じた。
そらちゃんも藤本さんに肩を抱かれ、身体を預けるようにしている。
そらちゃんの心の中は、どうなっているのだろう。
その表情は嫉妬で一瞬、険しく見えたが、抱き寄せる藤本さんの腕の温もりにウットリしているようにも見える。
また違うスワッピングのシーンが一瞬ではあるが、興味深く垣間見られた。
やがて絶頂が近づいた新藤さんと、かおりさんの動きが早くなっていく。
「おおっ・・・お・・おおおおっ・・・
か、かおりさんっ・・・い、いくっ・・」
「きてっ・・・剛さんっ・・
来てっ・・・中で出してぇ・・・」
【ああああっー・・・】
二人同時の叫びが画面から流れた。
「ああぁ・・あふぅ・・・」
官能の海を泳ぐ二人は口づけを交わしながら、漂っている。
だが、待ちきれない秋生は、かおりさんの手をとり強引に引き寄せた。
後ろめたい気持ちがあったのか、素直に譲った新藤さんは座り込み、肩で息をしながら余韻を楽しんでいる。
「あぐぅー・・・」
すぐに貫いた秋生のペニスは、かおりさんの背中をのけぞらすには十分に準備されていた。
あぐらの姿勢で、かおりさんを抱きしめながら挿入したのだ。