第三十五章 犯される女達(かおり編)-2
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かおりさんの最初の相手は新藤さんからだった。
犯されるというよりは、自分から誘っていた。
「きてぇ・・新藤さん・・・」
甘える声が悩ましい。
大きく開いた両足を婬靡に折り曲げ、仰向けに男をまっている。
順番で最後になったかおりさんは、散々見せつけられた隠微なシーンの連続に、ヴァギナから愛液をあふれさせていた。
新藤さんの喉がゴクリと上下する。
豊満なGカップのバストが荒い息に合わせ、妖艶な動きをしている。
「ああっー・・・はぁ・・あああああっー・・・」
挿入したとたん、絶頂感が走ったのだろうか。
「ああっー・・・いいっー・・・」
新藤さんの背中に回した指が爪をたてている。
「おおっ・・・お・・・・
か、かおりさん・・・」
新藤さんも歓びの声を上げている。
背中の傷は男の勲章だ。
その痛さが征服感を伴い、更なる興奮を呼ぶのだ。
「新藤さん・・つ、剛さんっ・・・」
ギュッと引き寄せた男の顔に熱い息を吹きかけながら、唇をうばう。