驚愕の侵入者-1
その時ドアからノックの音が聞こえた・・・・・
「陽菜」 和夫の目配せに陽菜がガウンを羽織り 入口で声を掛けた
「はい」 入口で陽菜が声を出し
「フロントですが 少し開けて頂けませんか?」
陽菜の声に答え 入口から声がして陽菜はドアを開けた・・・・・
5人の屈強な男達がベッドの周りを囲み 和夫を睨みつけて来た
「飯田和夫さん? フロントから連絡が有りまして 来てみたら
貴方 女子高生2名連れ込んで 淫行条例違反です 逮捕させて頂きます」
裸のまま 手錠を掛けられ 服をと頼んだ時ガウンを掛けられ連行され
止めて有るパトカーに乗せられてしまい 待ち受けていたカメラマンたちが
フラッシュを浴びせて来る・・・・・・・
「何かの間違いだ」
「何かの 間違いだ」
手錠の掛かった手を振り上げ 和夫はパトカーの中で騒ぎ続けて居た
「何かの・・・・ま・ち・が・い。だ・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・い・い・だ・さ・ん・」 目を開けるとママが覗き込んでいた
「起きて下さい 閉店ですよ・・」 ママの優しい目が和夫をのぞき込んで来た
「・・こ・・こ・・は・・?・・」 和夫はママの顔を見て聞いた
「飯田さん お店を出てまた戻って来て・・寝てしまったの・・」
ママが面白そうに言って来た
和夫の記憶は 店の扉を開けた処から記憶は飛んでいた・・・・・・・