第三十二章 ビデオメッセージ-3
「だってぇ・・・」
顔を赤らめ、もじもじしている。
「超、エロいんだもん・・映見ちゃん・・・」
上目遣いでカメラを見ている。
「ねぇ・・桜さん・・・?」
「えっ・・ええ・・・」
急に振られて戸惑いながらも、否定はしていない。
「だからぁ・・しちゃったの・・・
4人で・・・1対3・・・」
言ってしまってから、頬を両手で押さえている。
藤本さん夫妻が苦笑いしている。
「と、ということは・・・かおりさんもぉ?」
僕は声が裏返るのを、おさえられなかった。
「そうなの・・裕君、しちゃった・・・」
まるでこちらの声が聞こえたかのように、絶妙なタイミングでかおりさんが言った。
「す、凄かった・・・
実は私も初めてだったの・・・
乱交・・・4Pなんて・・・」
いつも堂々としているかおりさんが、少女のように顔を赤らめている。
男達は官能の余韻を味わうように、女達の身体を眺めては顔をニヤつかせている。
特に、秋生は・・・。