第二十三章 レイプする男達1-2
(な、なんて・・・エロいんだ・・・
すげぇ・・すげぇ・・・)
初めて味わった自慰行為いらいの、心がはじけ飛びそうな快感だった。
(そらちゃんには悪いけど・・・
映見さん、マジ、エロい・・・)
他人の妻ということもあるが、映見は特殊のフェロモンを発散しているように思える。
マジメそうなのは桜さんも同じなのだが、コケティッシュな顔と相まって、何かいたずらな天使のようなむず痒いエロさを感じるのだ。
まさに、いじめてやりたいような・・・男の本能をくすぐってくれる。
「うおぉっー・・・」
無意識に動きに拍車がかかってしまう。
「ああっ・・あひぃっ・・・
いいっ・・いやあぁっ・・・」
恥ずかしそうにしながら、感じているその様は征服感を味合わせてくれるのだ。
(こりゃあ・・天然のエロだ・・・
す、すげぇ・・・)
バックからコックを激しく出し入れしている、まっ白なヒップが興奮でピンクに染まっていく。
コケティッシュな顔が、悲痛にゆがみながらも、時折白い歯をこぼしている。
これで興奮しない男など、世界中を探してもいるはずはない。
「映見っ・・・映見っ・・映見ぃ・・・」
最初は遠慮がちだったが、今では何年もつきあった情婦のごとく名を呼び捨てている。
「アキ君っ・・・アキ君っ・・アキ君っ・・・」
男のペニスの動きに合わせ、映見の声が重なる。
自分の夫と同じような呼び方は無意識なのか、それとも。
「ああっ・・ああっ・・・いいっ・・いいっ」
映見の意識がうすれ、本能のまま叫び出していた。
「アキ君っ・・・もっと、もっと・・・
お願いぃ・・もっとぉ・・・」
一つの願いに向かっている。
「もっと、メチャクチャにしてぇ・・・
お願いぃ・・・」
支えきれない両腕は、シーツをつかみながら倒れ、顔をうずめていく。
「いいっ・・いいのぉ・・・」
曇った声をシーツの中で放っている。