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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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突然の劣情-12

「や、ぁあんっ、だ、ダメっ」

理央は下から突き上げるようにして、腰を動かす。
大きめのそれで突き上げれば、セックスが恐らく久しぶりであろう加奈子には痛みが伴うかもしれなかったが、もう我慢できなかった。

パンパンパンっ、とリズミカルな音が寝室に響いていく。

「我慢できないよ、もう……!」

理央は加奈子の体を押し倒して、再び正常位の体勢を取ると、乱暴にナカを痛めつけるように、犯していく。

「ああっ、あっ……!佐藤くんっ……!」

理央は加奈子の体を抱きしめながら、耳元で好き勝手に囁いた。

「下だけ脱がしたまんま、挿入してるなんて中村さんのことレイプしてるみたい。後輩に犯されて、どんな気分?」

「んんぅっ、あぁっ、そんな言いかた……」

乱暴に体内を突かれながらも、加奈子は理央の頭に手を回す。
そして、必死でしがみつきつつ、理央の頭を撫でる。

「犯されて……るなんて思わないよ。佐藤くんの……好きにして……」

理央はルール違反だと知りつつ、「好きにして」なんて言われて、タートルネックから見えているような位置の、加奈子の首筋に吸い付く。
まるで、独占欲の強い子供のようなセックスだと思いつつ「先輩」の優しさに溺れたかった。
おそらく、キスマークがついてしまいそうな程吸われていることを加奈子は自覚しているだろう。
にもかかわらず、加奈子は何も言わなかった。

「う、う、ぁっ……中村さん、イキそう…!」

理央は加奈子の腰を掴み、ゴム越しに、自身の精液を加奈子の最奥へと放った。







セックスをしたままの格好で、二人は抱き合いながら、何も話さずにいた。
沈黙を破ったのは加奈子の方だった。

「首……痕、ついちゃったかな」

「……あ……」

理央は思わず、加奈子を抱き留める手に力を込めてしまった。

「暗くてわかんないですけど……多分……」

「ま、今日土曜日だし、月曜には薄くなってるでしょ。目立つなら、コンシーラーつければ何とかなるよ」

加奈子は理央の額に、ピンッと指を弾く。

「てっ……」

「お返し」

そう言いながら、ふふっ、と加奈子は笑った。

「ごめんなさい……その……勝手にムラムラしたり、色々情けない……」

そう言う理央を制するように加奈子は、猫っ毛の理央の柔らかな髪に指を通す。

「この間の遊んだ時、満足出来なかったんでしょ。色々気遣ってくれて、あたしは嬉しかったよ。久しぶりに女になれた感じ」

ふふっ、と笑って加奈子は、理央の体を指先でなぞった。
ぴくっと理央の体が反応する。
加奈子は理央の頬に、自らの頬をまるで子供にするように擦り寄せた。
そして首筋にキスを落とし、胸板にも唇を這わせる。
その柔らかな弾力を理央は感じて、昨夜キスされたことを思い出した。

「中村さん……」

思わず、加奈子の名前を呼ぶ。


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