少女の肢体-4
「良かったぜ……」
すっかり搾り取られると俺はヨウコの身体から降り、傍らに仰向けになった、まだ完全に萎えてはいなかったが、締め付けが強くて萎えるまで挿れていたら抜くのに苦労しそうだ。
「ホント?」
「ああ、ひょっとすると今までで一番だったかもしれないな、少なくともあんなに締め付けられたのは初めてだったよ」
「あたしも……」
「そうか?」
「すっごく大きいからちょっと不安になったけど、ギリギリ入ったし、そのギリギリな感じが良かった」
「ギリギリ感か……俺もそんな感じだったな、なんて言うか、真剣にセックスしたって感じだったよ」
「あたしもだなぁ、余裕は全然なかった……って言うか、限界超えてた感じ」
「あの激しい反応を見ればそれも納得だな」
「あたし、そんなに乱れてた?」
「ああ、釣り上げられた魚みたいだったぜ」
「それ、どういう例え方なのよ」
ヨウコはようやく焦点が戻って来た眼で俺を見つめて笑った。
(可愛いな……)
俺はその顔に惹きつけられた。
無邪気な子供を見れば可愛いと思う、俺に身体を委ねて満足を与えてくれた女を見ても可愛いと思う、そしてヨウコはその両方の意味で『可愛い』のだ。
俺は自分の感情に素直に従ってヨウコを抱き寄せ、改めてその感触を味わった。
尻の肉付きはまだまだ薄い、胸のふくらみも微々たるものだ、だがこの肌の滑らかさはどうだ……しっとりと掌に吸い付いて来るかのようだ。
そしてその身体の華奢で小さいことと言ったら……こんな小さな体で俺のペニスを、ピストンを、そして射精を受け止めていたのかと思うと余計に愛おしく感じる。
俺は30代半ば、気に入った女とならば一晩に2回することも珍しくはない、だが20歳そこそこの頃のように15分もすれば回復すると言うことはなくなっている……はずだったが、ヨウコの身体を撫でていると早くもペニスが反応し始めた、ペニスそのものが快感の記憶を憶えていて、再戦を催促しているかのように。
ヨウコの手を取ってペニスを握らせる、するとヨウコは握ったままもぞもぞと体を動かしてベッドの足元の方で丸くなり、ペニスに唇を被せて来た。
『今までで一番だった』と言う言葉に嘘はないようだ。
俺もさっきのイラマチオのような無理はさせず、ヨウコの舌使いを楽しむことにした。
特に上手いというわけじゃないが丁寧なフェラチオだ、少なくとも嫌いじゃないことはわかる、少し教え込んでやればかなりのテクニシャンになる素質は充分だ。
そして、『ぎりぎりだった』と言う俺のペニスをもう一度受け入れる気満々だと言うことでもある、そうでなければわざわざ固くするような真似はするはずもない。
「もういいぞ」
「あたし、ヘタクソ?」
「いや、なかなかのもんだ、だからこっちもお返しがしたい」
「お返し?」
「こういうことだ」
「あっ……」
俺はヨウコの両脇に掌を差し込んでベッドの上部に移動させると、脚をM字に開かせてその付け根にしゃぶりついた。
パイパンは初めてではない、だが今まで出会ったそれは剃ったり脱毛したりした、いわば人工のパイパン、だがヨウコのそれは『天然』だ。
そもそも毛穴がない、いや実際には存在はしているのだろうが、産毛しか生えていないのだからないに等しい、完全につるつるなのだ。
そして ラヴィアのはみだしもまるでない、と言うよりもラヴィアそのものが未発達なのだ、俺は別にラヴィアが嫌いなわけではなく、軽く噛んでやったりするのも好きなのだが、まるで見えないと言うのはやはり新鮮な感じを受ける。
クリトリスもまだ小さいが、成人のものよりも敏感だ、ぽつりと小さい豆だが小さい分神経も密なのだろう。
クリトリスを舐め上げ続けてやるとあっという間に愛液が溢れ出す、量も多い。
「あはぁぁぁぁぁ……逝くよ、逝っちゃうよぅ……」
下半身はがっちりと抱え込まれてしまっているので動かせないのだが、ヨウコは上体をよじって喘いでいる、このまま一度逝かせてもいいかなとは思ったが、俺のペニスは早くヨウコの中に戻りたがっている、俺はペニスの要求に従うことにした。
ヨウコを四つ這いにさせる、一本目は正常位だったのでバックを試してみようと思ったのだ、すると、ヨウコはベッドに顔を付けるようにして背中を反らした、尻だけを高く上げて割れ目をこっちに晒したのだ。
自分が前付きなのを知っていて意識的にやっているのか、それとも無意識なのか、どちらだか知らないが結果的に男にとって都合が良い、挿れるべきところが差し出されるのだから。
だが俺はすぐに挿れることはせずに、怒張したペニスを差し出された尻の上に乗せてみた。