第十六章 バスローブ-3
三人同時にシャワーを浴びているのか、キャッキャッと歓声が聞こえてくる。
暫らくたった後、簡単な身支度を整えた三人がバスローブ姿で現れた。
かおりさんはベッド脇のカメラのアングルを慎重に確認し、録画のスィッチを押した。
赤い点滅が2台のカメラから漏れている。
「さっ・・・
生贄の裕君はベッドの中央に座って・・・」
からかうような口調で僕に指図する。
手に持ったハンディカメラをのぞきこみ、調整している。
「では、みなさん・・・用意はよろしくて?」
二人が頷くのを合図に、かおりさんの声が響く。
「よーい・・スタート・・・」
こうして、僕の歓迎会・・・レイプショーが始まった。