愛しい人-1
となりにいて当たり前だと思ってた
いつか、離れるかもしれないと思った時
あなたを愛しいと思う気持ちの行き場を見失った
愛しくて愛しくて
あなたを失うことなんて考えられないくらいに…
『一生守るから』というあなたの言葉に安心することも、あったけど
そんな保証がないと思う自分がいた
いつからか、『一生』という言葉が信じられなくなっていた
いつ、いなくなるかわからないと思う気持ちがあったから
きっと、あなたは大人になり
もっと好きになれる人が現れるはず
その時、私は笑ってあなたを見送るよ
だから、今は、どうかあなたのそばにいさせて
あなたの一番でいさせて
あなたの愛を忘れたくないから
あなたに愛されたことを心に刻みたいから