『僕っていけない女の子?』-19
自分のオマンコの牝の匂いを宮内薫は凄く嫌っていた気がする。
でも、女医の匂いはもっと生臭くて凄く強烈だけれど、牡の本能を掻き立てる魅惑的なフェロモンそのものだ。官能的で甘美でたまらない。
僕は我慢出来なくなって、女医の裸身に重なっていった。オチンチンが悲鳴を上げながら女医のオマンコに咥え込まれ、吸い込まれていく感じだ。
「あああっ、デカくて長いオチンポッ。僕ちゃん、それでもっと突き上げてっ」
女医の喘ぎ声で僕は我に帰り、激しく腰を前後に振りたてた。蘇った記憶のディルドのオナニーと似た感覚が僕のオマンコを狂わせる。
「ああっ、先生っ……わたしも素敵っ」
今の僕は自分が男なのか、女の子なのか混乱して分からなくなっていた。
延々と90分以上も僕と美魔女は貪るようなセックスに溺れていたみたいだ。二人が交互に上になって責めたてた。二人の蜜汁は涸れることなく溢れかえり、お互いの股間をヌルヌルにしていた。
「あああっ、僕ちゃんはまだイッテるの?」
「もう嫌あああっ……ま、またイクーーーッ。イクーーッ」
「うくっくーっ。志津子もまたイッテるのおっ」
「く、狂っちゃうううっ」
女体同士で繋がっていて、終わりの無い絶頂イキの連続を嫌と言うほど繰り返した。
僕と美魔女はソファの上でクタクタ、ヘトヘトになって、お互いの痴呆のように蕩けきった美貌を見合わせながら囁き合っていた。飽きもせずに時々キスしながらだった。
「あなたは、最高に素敵なセクサロイドに生まれ変わったわね」
「……冴木先生こそ、もの凄いニンフォマニアじゃないですか」
「そうよ……女は淫蕩な生き物なの。志津子も凄く淫乱なニンフォマニアよ」
「男は?」
「男はみんな、好奇心旺盛なスケベーの変態」
「僕は……男と女の両方、味わえるんだ?」
「うふっ。こんな愛らしい少女の顔をして、僕ちゃんだなんて……奇跡のセクサロイドだわ」
「僕は素敵?」
「うふふ。カオルをいつまでも退院させたくなんかないわ」
「……退院しても、冴木先生は僕としてくれる?」
「ああっ、そんなカワイイこと言うと、またしたくなっちゃうわ」
僕は昏睡状態の夢の続きを見ているようなバラ色気分だった。
冴木先生が言った通り、半分が男で半分が女の子のままでいる方が愉しいことに気付いた。どっちだなんて悩むことはないんだ。どっちでも愉しめる方がいいに決まってる。