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『僕っていけない女の子?』
【SM 官能小説】

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『僕っていけない女の子?』-10

「いいいいっ……イッテるうっ。も、もう凄いのでイッテるんだっって……ンガガッ」
身体が砕けてしまいそうな愉悦の絶頂に悶絶寸前になっているのに、女の子の身体は凄い耐性があるらしい。まだ高校生の少女のくせに、その絶頂の快感をもっと深く、もっと高く貪ろうとしているのだ。
 三か所からのトリオ演奏の快美に翻弄されて死ぬほど喘いでいながら、更なる灼熱の絶頂地獄を求めて全身を打ち振わせていた。
「あああっ、まだ止めないでっ。もっと、もっと狂わせてえっ……」
 僕の口がそう叫んでいた。
「うふっ。僕ちゃんはカワイイ女の子に変わってきたみたいね」
「だ、だってえ……ぼ、僕は……」
ズブーーッ、ジュポッ。ズニューーッ、ニュボッ。
嫌らしい膣穴の音が僕を完璧に狂わせた。
「なあに?」
「だってえ、カ、カオルは女の子なんでしょ?」
「そうよ。僕ちゃんは、女の子よ。はっきりと認めなさい」
 美魔女は更に勃起しきった敏感な乳首を口唇に含んで舐めてきた。耐え難い性感帯カルテットを責めたててくるのだ。
「あああっ。ああっ、ぼ、僕は嫌らしい女の子だっ」
「ダメッ。女言葉で言うの」
「あああっ。わ、わたしは猥らな女の子なのおっ。だ、だから、もっと、オマンコ突き上げてっ」
 狂ったような声が次から次へと出てしまう。
「凄くカワイイわよ。カオルにもっと素敵な世界を教えてあげるわ」

美魔女がロングストロークに代えて、深々と突き挿した巨大なペニスで僕の膣の奥にあるポルチオを捏ねくりまわしてきた。
 カルテットの中では一番鈍い疼きでしかなかったポルチオの性感が芽吹いたらしい。
 グリグリと捏ねられると、たまらなかった。記憶を失っている空っぽの脳髄に、凄まじい快楽の大洪水を起こさせた。大氾濫を起こした快楽が全身を痙攣させる。痙攣をつづける身体がどこまでも空高く舞い上がっていく感じだ。
「あっはああああっ、きひやああっ。く、狂っちゃいそうなのおおっ」
「もっと狂いなさい」
 美魔女はまたロングストロークに戻って、ズドドーンッと子宮を突き上げてきた。
「ぐひゃああっ。わ、わたし、イキ狂いしてんのおっ。し、死んじゃうううっ。カ、カオル、死んじゃうううっ」
 ヒューズがバチッと音をたてて完全に焼き切れて、僕は絶頂地獄の向こうの失神を何度も繰り返す幻覚のような魔界に叩きつけられていた。
……もうそれからのことは何も覚えていない。


 妖艶な女医の淫らな矯正治療によって、僕は少し変わった気がした。男脳が少しだけ女性化したみたいだ。女の子の身体と僕の男脳が馴染んできたってことだろう。
「わたしって……宮内薫っていう、こんな可愛い女の子よ」
 その夜、僕は何度も鏡に向かって自己暗示をかけるように呟いて、男に塗り替えられた脳を自分でも矯正しょうとしていた。
 患者服の下の幻のオチンチンの陰が少し薄れてきたような感じがした。


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