my voice-1
黒い靄のその先の
光を見付けたなら
あなたの声が聞こえる
おかえりの言葉
反射しては写し出す
独りのあたし
どんなに荷物背負っても
届かないのも知ってるわ
こんなこと言ったら
ママは怒るかしら
探っては襲われる
何という脱力感
手を振って見送る
あなたの背中に
これからのあたし重ね
冷たい足にクギを刺す
もうココから動けない
こんなこと言ったら
パパは泣くかしら
夏に揺れる1枚の布にも
床に散らばる髪の毛にも
あなたの面影残ってる
あたしの居場所?
長い坂を下りたその先の
陽の当たる木々から
あなたの眼差し感じる
ただいまの言葉
言えるのはいつだろう
もうやめた
こんなに
好きだから